少年野球の“トラブルメーカー保護者”とは?コーチ視点で見る原因と正しい距離感

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少年野球の“トラブルメーカー保護者”とは?コーチ視点で見る原因と正しい距離感
  • 少年野球の人間関係に疲れた
  • チーム内に苦手な保護者がいる
  • 少年野球の保護者とトラブルになった

今回は、こんな悩みにお答えいたします。

少年野球の人間関係ってドロドロしていて疲れますよね。

実際に悩んでいる人も非常に多いです。

しかし、無理を続けるとメンタル不調に陥りますよ。

親がストレスを抱えていると、子供は野球を楽しむことができません。

この記事の結論です。

  • トラブルメーカーの特徴を知って距離感を守る
  • お茶当番を廃止する
  • 限界を迎える前にチームを移籍する

この記事は、トラブルメーカーの特徴と対処法について具体的に解説します。

この記事を読めば、少年野球のストレスを軽減できます。

少年野球のトラブルでもっとも深刻な「配車当番」はこちらの記事で詳しく解説しています。

トラブルメーカーの特徴と対策【母親編】

母親のトラブルメーカーは、悪口・派閥・指導者との不倫といった特徴があります。

火種に巻き込まれないために、適度な距離感を保つことが大切です。

少年野球は「お茶当番」や「母親同士の密な関わり」が多く、父親より母親間でのトラブルが発生しやすい構造になっています。

母親は子どもへの愛情が深いぶん、息子が試合に出られない・評価されないといった状況で、嫉妬や不満が生まれやすく、これがトラブルの原因につながります。

  • 悪口を言う人に同席しただけで“共犯扱い”される
  • 派閥の中心にいる人の影響力が強い
  • 指導者との個人的な関係(不倫)がチーム全体に大きな悪影響を及ぼす

といった特徴があり、巻き込まれると家庭にまで影響するケースもあります。

●悪口や陰口が多い母親

一緒に聞いているだけで「同意した仲間」と見なされ、後々自分に矛先が向くこともあります。

うなずいて聞いているのは厳禁です。

「へぇ~、そうなんですね」と伝え、フェードアウトしましょう。

私の妻はトイレに逃げるようにしています。

生理現象を有効活用しましょう。

●派閥を作る母親

女性同士のコミュニティでは派閥ができやすく、無関係な人まで巻き込むのが特徴です。

実際、お茶当番では

  • お茶が薄い
  • コーヒーの種類を間違えた
  • 出すタイミングが悪い

など、小さな指摘から大きな揉め事に発展します。

近年では、お茶当番を廃止するチームが増えています。

お茶当番がなくなれば、保護者トラブルは減少するはずです。

お茶当番に関する詳細は記事はこちらです。

●指導者と不倫する母親

「子どもを試合に出してほしい」という思いからコーチに近づくケースもあります。

実力以上に扱いが良い選手がいれば、裏で関係がある可能性が疑われることも。

バレた場合は泥沼化し、家庭崩壊に至り、子どもが野球を辞めた例もあります。

少年野球の母親トラブルは、小さな火種が大きな問題になりやすいのが特徴です。

そのため、トラブルメーカーとは“近すぎず遠すぎず”の距離を保ち、深入りしないことが一番の対策です。

保護者が穏やかでいられる環境こそ、子どもが安心して野球に集中できる土台になります。

トラブルメーカーの特徴と対策【父親編】

少年野球でトラブルメーカーになりがちな父親の特徴は、「野球経験が中途半端で、監督と違う指導をしたがる」タイプです。

子どもを守るためには、監督やコーチの指導を尊重し、父親が独自の口出しをしないことが最重要です。

少年野球では、子ども達が「監督・コーチの言葉を信じて練習している」ため、父親が勝手に指導したり監督の方針を否定すると、子どもの中に混乱が生まれます。

父親と監督の指導が食い違うと、

  • 子どもがどちらの言葉を信じるべきかわからない
  • 練習に集中できなくなる
  • 結果的にフォームが崩れ、成長を妨げる

という悪影響が必ず出ます。

父親が監督の戦術に口を挟んだり、過去の野球経験を自慢して出しゃばると、周囲の保護者との関係にもヒビが入り、確実にトラブルの火種となります。

●勝手に指導して子どもを混乱させる父親

監督の許可なく子どもに指導する父親は、最もトラブルになりやすいタイプです。

本人は「良かれと思って」いても、監督の方針と異なる内容を教えてしまうと、子どもは迷い、プレーに悪影響が出ます。

●実体験:監督と父親、真逆の指導で崩れたフォーム

自分自身も小学生の頃、監督と父親が全く違うことを教えてきて困った経験があります。

悩んだ末に父親を優先した結果、監督との関係は悪化し、バッティングフォームは崩れ、ヒットも打てなくなりました。

父親監督
当時の年齢42歳44歳
野球歴中卒 → 社会人軟式クラブ高卒 → 社会人軟式企業
ポジション内野手投手
バッティング理論センター返しが基本ダウンスイング
異なった点打ち終わった後は前の足が折れる打ち終わった後は前の足が伸びる

大人になって振り返ると、「打ち終わった後は前の足が伸びる」が正しかったと痛感していますが、センター返しも大切です。2人の指導が上手く融合すれば最高でしたね。

●戦術への“結果論での文句”もトラブルの元

トラブルメーカーの父親は、試合後に監督の采配にケチをつけることがあります。

こうした人には、反論せず「聞き流す」のが最適解です。

注意するとさらに問題が大きくなるため、距離を置くことが自分と子どもを守ることにつながります。

●トラブルメーカー父親の対処法

保護者同士の対策は、適度な距離感を保つことが大切です。

しかし、子供は距離感を保つことができません。

保護者や指導者が守ってあげてください。

  • 監督と違う指導をする父親がいたら関わりすぎない
  • 子どもが変な指導を受けないよう見守る
  • 本当に困ったら監督に相談する

これが最も穏便で、子どものためになる対応です。

少年野球の父母会に多いトラブル

少年野球の父母会で起きるトラブルの多くは、「子どもを任せっぱなしにする保護者」と「協力しながら支えている保護者」の温度差から生まれます。

少年野球はチームスポーツであると同時に、保護者も運営の一部を担う存在であり、任せきりの姿勢は避けるべきです。

家庭によって、少年野球への理解度や協力できる時間に違いがあるのは当然です。

仕事の状況、兄弟の有無、家族の事情など、どの家庭にもそれぞれの事情があります。

夫婦のどちらかが少年野球に理解を示せず、片方ばかりが負担を抱えているケースも少なくありません。

「協力できない家庭があること」と「子どもを完全に任せっぱなしにすること」は別問題です。

周りが暑い日も寒い日も当番をこなしている中、一部の保護者がまったく協力せず、当然のようにチームへ子どもを預け続けていると、不平不満が募りやすくなります。

これが最終的に人間関係の亀裂やトラブルを招くのです。

●実体験:非協力的な保護者

わがチームでも、「託児所のように少年野球を利用する保護者」は一定数存在します。

練習時間になると子どもだけを送り、保護者自身は夫婦で外食に出かけてしまったり、まったく練習や試合を見に来ない家庭もあります。

どうしても来られない事情がある家庭もあります。

しかし問題になるのは、協力を求められても「自分たちはできない」と口では上手に言い訳しながら、実際には子どもを預けるメリットばかり享受しているケースです。

このような“ずるい立ち回り”をする人は、口が達者で責任をうまく逃れようとする傾向があります。

真面目に協力している家庭ほどストレスを溜め、父母会内の雰囲気が悪くなります。

「子どもをみていてほしい」「練習中は自由な時間がほしい」という目的が最優先であれば、少年野球チームではなく、預かり要素のあるベースボールスクールの方が適しています。

少年野球チームは、子どもが成長する場であると同時に、保護者もチーム運営に関わる前提で成り立っているのです。

●実体験:配車当番から逃げる保護者

試合会場や練習場所までの送迎は、父母会で担当します。

野球の試合でユニフォームが汚れるのは当然です。

子供なので車の扱いも雑になりますよね。

「車を出したくない」って保護者が結構います。

中には、「車を持っていない」と嘘をつく人も。

いずれ嘘がバレてトラブルに発展することが多いです。

「汚れた」、「傷が付いた」というトラブルが絶えません。

車関係のトラブルは多いので気をつけましょう。

自家用車は、中古車にするのがおすすめです。

子供が車を汚すのは仕方ありません。

ユニフォームが汚れるのも当たり前だし。

オーバーパンツで対策するのがおすすめですよ。

子供が少年野球をやっている間は、自家用車にお金を掛けないようにしましょう。

少年野球は、子どもだけでなく保護者も「チームの一員」。家庭の事情が違うのは当然ですが、完全に任せっぱなしになるとトラブルの元になります。

互いの状況を理解しつつ、できる範囲で協力しようとする姿勢こそが、子どもにとっても大人にとっても良いチーム環境をつくる第一歩です。

トラブルメーカーと適切な距離感を持ってストレスを軽減しよう

今回は、少年野球のトラブルメーカーについて解説しました。

  • トラブルメーカーは父親にも母親にもいる
  • 適切な距離感を維持することが大切
  • 保護者のトラブルは子供に悪影響を及ぼす
  • ストレスを抱え過ぎないように注意する

少年野球の選手、保護者、コーチとして関わった中で、多くのトラブルメーカーと出会いました。

トラブルメーカーの特徴を知っていれば、事前に準備することができます。

巻き込まれるのが1番面倒くさいです。

余計なエネルギーを使わなければいけません。

余計なストレスもかかります。

ストレスで精神が崩壊する人も珍しくありません。

限界を迎える前にチームの移籍を検討しましょう。

少年野球チームは1つだけではありません。

(tsuzuki BASE|室内野球練習場の問合せ )

野球を教えてくれる場所はいくらでもあります。

少年野球からトラブルがなくなることはないでしょう。

人が集まれば、必ず発生します。

学校からいじめが無くならないのと同じです。

保護者のトラブルは、子供にも悪影響を与えます。

子供が楽しく野球を出来なくなってしまうからです。

子供は保護者の背中をしっかり見ています。

子供の野球環境を守るのは、保護者の役目です。

トラブルメーカーと上手く付き合って、少年野球を楽しみましょう。

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