【少年野球のお茶当番が嫌】注意点と対策を元甲子園球児が徹底解説

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【少年野球のお茶当番が嫌】注意点と対策を元甲子園球児が徹底解説
  • お茶当番ってどういう仕事をするの?
  • お茶当番の服装は?
  • お茶当番は本当に必要?
  • お茶当番のこと、みんなはどう思ってる?

実は、少年野球のお茶当番で悩んでいる方は非常に多いです。

「お茶当番は必要なのか?」と疑問を感じている人もたくさんいます。

なぜなら、少年野球にお茶当番は必要ないから。

お茶当番ははっきり言って昔の名残りです。

自分は小学校3年から野球を始めて野球歴は30年以上です。

高校時代には甲子園にも出場しました。

親となってからは少年野球のコーチを5年間務めた経験が強みです。

しかし、少年野球では多くのトラブルや悩みに直面し、何度も挫折や失敗を繰り返してきました。

この記事では、自分の経験をもとに少年野球のお茶当番の現状について解説します。

この記事を読めば、少年野球のお茶当番の注意点や不要な理由が分かります。

背が低い野球少年にはこちらの記事がおすすめです。

背が伸びるチャンスは限られています。

今、行動せずに後悔することがないようにしましょう。

この記事の結論はこちらです。

  • お茶当番の仕事は簡単だけど、精神的な負担の方が大きい(なくなっても困らない)
  • お茶当番は、ぶっちゃけほとんどの保護者は嫌だと思ってる
  • お茶当番は時代のニーズに合っていない
  • お茶当番を機会に子供の野球を見ることができ、子供との会話が増える
  • お茶当番がない少年野球チームはポルテ

少年野球のトラブルランキング

実際に自分がコーチを務めたチームの約7年間の統計結果です。

お茶当番の問題は第3位にランクインしています。

第1位車の問題
第2位人間関係
第3位お茶当番の問題
第4位審判の問題
第5位練習の手伝いに関する問題

お茶当番の仕事内容と注意点

お茶当番の仕事内容

前日お茶を作る(たくさんなので大変)
※冷凍庫で氷を作るので家の物が入れられない
練習中休憩中のお茶出し
監督、コーチのお昼ご飯準備
体調不良者の看護
練習後ポット等の洗浄
次の当番への受け渡し

熱中症の予防が当たり前になっている最近では、監督やコーチは自分でお茶を持ってきています。

ケガや体調不良の場合は、一時的に監督やコーチが保護し、携帯で保護者を呼べば大丈夫ですよね。

そうです、お茶当番は・・・・・・・・・いらないじゃん!

別になくてもいいんです。

でも、昔からの風習により存続している少年野球チームが多いのが現状。

コーチを5年間やっていた自分の意見としては、お茶当番はなくても全然大丈夫です。

お茶当番は、基本的に母親の分担になります。

我が家のように父親がコーチとして出ている場合は、免除してくれるチームもあります。

お茶当番は、5~6人を1つの班を組みます。

月に1回程度、回ってくるチームが多いでしょう。

同じ班でモンスターママがいると苦痛です。

お茶当番は、前日から準備が必要です。

ジャグと呼ばれる大きなポットの洗浄と夏場は大量の氷を作ります。

家の冷凍庫は氷でいっぱいになるので、家庭で使うものを減らさなければいけません。

中には、新たに冷凍庫を購入した人もいます。

冬はホットコーヒー用のお湯の準備も必要です。

なんだかんだで準備から大変なのがお茶当番なんです。

お茶当番の服装

少年野球にシーズンオフはありません。

夏の暑い日も冬の雪が降る日も練習はあります。

紫外線、日焼けは女性にとって最大の敵ですよね。

そんな中、1日中外にいないといけません。

紫外線対策は必須です。

夏の服装としては、首まで隠れる帽子、Tシャツ、デニムパンツ、スニーカー、アームスリーブがオーソドックスでしょう。

こんな感じでお揃いのTシャツを作っているチームが多いです。

濡らすと冷えるタオルを首に巻いているお母さんも多いですね。

冬の服装は、膝下まで隠れる防寒コート、デニムパンツ、スニーカーが多いでしょう。

お茶当番は、長時間になるので防寒がとても大切です。

安物を買うと後悔しますので注意しましょう。

お茶当番の注意点

最大の注意点は人間関係です。

どこのチームにも「ボスママ」がいます。

野球の練習時間は長いのが特徴です。

必ず人の悪口を話す人が出てきます。

具体的には、

「〇〇君のお母さんはお茶当番を休んでばかりだよね・・・。」

「〇〇君のお父さんって1回も練習に顔を出したことなくない?」

って感じで悪口が止まりません。

これがエスカレートしていくと「派閥」みたいなものが出来てきて面倒くさくなります。

女性ならではって感じもしますが、父親の中でも似たような感じがあるチームも多いです。

お茶当番について保護者にアンケート

我が家の子供が入っていた少年団は、お茶当番を廃止にしました。

その時に、各家庭へ事前にアンケートを取ったので紹介します。

チームには、2年生から6年生まで60人のメンバーがいました。

兄弟もいるので世帯数では55世帯あります。

Q1 お茶当番は廃止にした方がいい?

YES 50世帯  NO 5世帯

Q2 お茶当番は嫌ですか?

YES 53世帯  NO 2世帯

Q3 お茶当番を廃止にした場合、練習や試合は見に来たいと思う?

YES 50世帯  NO 3世帯  

その他 2世帯

Q4 監督やコーチに感謝の心を込めてお茶やコーヒーを出していたが、お茶当番を廃止した場合、代替えの案を自由に記載してください。

月謝を上げて監督やコーチに報酬を払う

お茶当番の義務化は廃止でいいと思うが、練習を見に来た際にコーヒーなどを出したいと考えています

監督やコーチは野球が好きでやっているので、特に代替えはいらないと思う

お茶当番は、ほとんどの家庭が嫌だと思っています。

廃止した方が良いって意見が多数です。

お茶当番は時代のニーズに合っていない

お茶当番は、今の時代にはマッチしません。

お茶当番=母親が出るっていう時点で現代にはミスマッチですよね。

野球そのものが時代と共に変化しているんだから。

現代では根性論はご法度です。

野球の変化と共に、保護者の役割も変化していかなければいけません。

私がコーチをしていたチームでは、2年前にお茶当番制度を廃止しました。

もっと前から「廃止すべき」という声はあったが、行動に移す人がいませんでした。

行動力がある人は本当に貴重です。

お茶当番制度が廃止されてからは、チーム内のトラブルが減り雰囲気が良くなりました。

配車に関しても、率先して車を出してくれる保護者が増えました。

「お茶当番がないなら車くらい出すよ」って言ってくれます。

お茶当番を廃止して本当に良かったです。

他のチームでも、徐々にお茶当番を廃止するチームが増えています。

今後は更に増えていくでしょう。

お茶当番のメリット

デメリットが多いお茶当番にもメリットが2つあります。

1つ目は、子供の野球を見る時間が必然的に増え、子供との会話が増えること。

野球を通して子供との信頼関係を構築できます。

2つ目は、他の保護者と話す機会になり、色んな情報を得れること。

少年野球が終わった後も交流があり、一生の友達になっている人もいます。

子供目線で考えてもメリットはあります。

万が一、ケガをしてしまった時、自分のお母さんが近くにいれば安心ですよね。

お母さんが見てくれると嬉しいという意見も多いです。

野球に興味がないお母さんが徐々に野球のルールを覚え、親子で野球に熱中できる家庭も増えています。

少年野球に否定的であったお母さんが野球に理解を示すきっかけにもなっています。

お茶当番は時代に合っていない

この記事では、少年野球のお茶当番の仕事内容と注意点について解説しました。

お茶当番を廃止するチームが増えていますが、まだまだ残っているチームも多いです。

お茶当番が保護者の大きな負担になっているのは事実。

親の負担が大きいがゆえに、子供に野球をやらせてあげれないという家庭もあります。

お茶当番以外にも少年野球の保護者は負担が多いです。

このブログでは、野球歴30年以上で甲子園出場経験を持つミモラが少年野球の悩みや質問を受け付けています。

技術的なことから精神的なことまで総合的に自分で答えられる範囲で対応させていただきます。

身近に相談できる人がいない方は遠慮なくご活用ください。

コメントをお待ちしています。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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