【少年野球】自信を持つためのメンタル強化術:小柄な選手の心得を元甲子園球児が徹底解説

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【少年野球】自信を持つためのメンタル強化術:小柄な選手の心得を元甲子園球児が徹底解説
お父さん
お父さん

子供へ野球を教えるのって難しい・・・。

説得力のある言葉も分からないし。

高校野球の監督はどんな風に指導しているんだろう?

今回は、こんな疑問にお答えします。

この記事を書く自分は、少年野球のコーチを5年以上経験し、多くの子供達を指導してきた実績があります。

何度も壁にぶつかり、試行錯誤して乗り越えてきました。

実は、少年野球の指導について悩んでいる保護者の方は非常に多いです。

なぜなら、子供に野球を教えるのは難しいから。

少年野球は、指導者次第で子供達の上達が大きく変わります。

子供達に勝つ喜びを教えてあげるためにも、保護者のサポートは必要です。

この記事では、少年野球の指導に使える「言葉」について紹介します。

この記事を読めば、子供達に説得力のある言葉で指導できます。

野球が伸びる子供の保護者には、ある共通点があります。

こちらの記事で詳しく解説しています。

【少年野球の保護者】野球が上手い選手の親の特徴とは?元甲子園球児が徹底解説

勝ちは偶然、負けは必然

野球の試合で負けるのには、必ず理由があります。

負けた時は、理由を振り返ることが大切です。

振り返らなければ成長はありません。

エラーで負けた場合
普段のキャッチボールを疎かにしている

1球に対する向き合い方が欠如している

練習量が足りない

グラウンド状態の確認不足
チャンスで1本出なくて負けた場合
ノーヒットで1点取る方法を覚える

練習量が足りない

チャンスで打席に入る際のメンタル強化

打順の変更

野球の試合で勝つことは、偶然の場合があります。

相手のミスで勝った試合がそうです。

そこが野球のおもしろい所ですね。

普段の練習では、いかに負ける原因を減らしていくかが重要です。

この意識を持って練習に取り組むだけで、未来は大きく変わるでしょう。

出来ない理由を探すより出来る方法を考える

人間は弱い生き物です。

意思が弱い人ほど出来ない理由を探します。

出来ないことを正当化しようとするんです。

これでは成長しません。

出来ない理由を探すよりも出来る方法を探す考え方に転換しましょう。

宿題があるから自主練ができない
朝30分早く起きて自主練をする

宿題を学校の休み時間にやってしまう

朝、1時間早く起きて宿題をやる
レギュラーを取れない
守備を徹底的に鍛える

ライバルの倍は練習する

人が嫌がるトイレ掃除を進んでやる

出来る方法がないことは、100%ありません。

どこかに突破口は必ずあります。

レギュラーになれなくて悩んでいる選手は、トイレ掃除など関係なさそうなところにヒントがあります。

人が嫌がることを進んでやると、違う世界が見えてくるはずです。

周りからの見られ方も変わります。

毎日、トイレ掃除を進んでやっている選手を監督が見たらどう思うでしょう?

答えは明白です。

こういう選手は強くなります。

勝とう勝とうと思えば負ける、負けると思えば負ける

大切な試合に臨むときのメンタルについてです。

勝とうとする気持ちは大切だが、その気持ちが強すぎるとプレーが固くなります。

逆に気持ちで負けていれば、絶対に勝負で勝つことはできません。

大切な試合ほど平常心で挑むことが大切です。

平常心を保つには、普段の練習で「自信」を持つことです。

野球はメンタルのスポーツだから。

強いチームには2種類ある

強いチームには2種類あります。

  1. 強いチーム
  2. 負けないチーム

どちらも試合で勝つことは変わりません。

①のチームは、野球の技術が高い選手が多いチームです。

ピッチャーは速い球を投げれます。

バッターはヒットやホームランを打てます。

こんなチームは強いですよね。

でも、強いチームに勝てるチームが1つだけ存在します。

②の負けないチームです。

個々の技術が低くても、頭を使った野球をすれば負けません。

野球は点を取られなければ負けることはないからです。

ヒットやホームランが打てなくても、点を取ることができます。

そんな面白いスポーツが野球です。

負けないチームは、接戦に強いのが特徴です。

「なぜ?」を常に考える

野球は頭を使うスポーツです。

練習中も試合中も頭を使って考えながらやりましょう。

野球以外にも繋がる大切なことです。

将来、社会に出てからも必ず役立ちます。

なぜ、キャッチボールが大切なのか?
大切な試合ほど、送球エラーや捕球エラーで試合の勝敗が決まる
なぜ、落ちているゴミを拾うのか?
ゴミを拾うことよりもゴミに気づくことが大切

周りの変化に気づくことで相手ピッチャーの癖を見つけることができる

グラウンドの荒れに気づきイレギュラーを予防できる

仲間の異変に気付ける
なぜ、1アウト2塁で右方向を狙うのか
ライト前ヒットになれば1点入る可能性が高い

セカンド、ファーストゴロでも、2塁ランナーが3塁まで進める
なぜ、2アウト2塁でランナーは3フィートラインぎりぎりまで下がってリードするのか
1ヒットで1点を取りたい

後ろに下がってリードすることにより、3塁ベースを回りやすくなる
なぜ、1アウト2塁でのバントは3塁側へ転がすのがセオリーなのか?
サードにバント処理させれば、回転して3塁ベースに投げないといけないため時間がかかる

ショートが3塁のベースカバーに入らないといけないため、守備側がミスする可能性が増える

このように1つ1つのプレーには、必ず根拠があります。

根拠を理解して練習するかどうかで吸収力が違います。

根拠を意識すると人間的にも成長できるでしょう。

日常生活でも根拠は存在します。

横断歩道を渡る時に右を見て左を見た後になぜもう1度右を見るのか?
日本の車は道路の左側を走るルール
左を見ている最中に車が接近している可能性があるため

根拠を理解して覚えると、人に教えることが上手くなります。

逆に根拠を理解していない人は、教えることが苦手です。

自分で苦労したものでなければ忘れてしまう

人は忘れる生き物です。

興味がないこと、簡単に覚えたことはすぐに忘れてしまいます。

忘れないために工夫しましょう。

野球ノートもその1つです。

練習や試合の失敗は大切にしましょう。

人は苦労して覚えたことは忘れません。

今までの人生を思い返してみましょう。

苦労したこと、大変だったこと、悲しかったことの方が鮮明に覚えていませんか?

だからこそ、重要だと思うことほど大変な道を選択するようにしましょう。

その時は大変ですが、必ず自分の財産になります。

著名人が残した少年野球で使える名言集

【スティーブ・ジョブズ】
点と点の繋がりは予測できません

あとで振り返って、点の繋がりに気付くのです

今やっていることがどこかに繋がると信じてください

野球の練習では、基礎練習が大切です。

しかし、基礎練習の中には何の意味があるのか分かりずらい練習も多いです。

特に小学生にとっては分かりずらく、集中力が続かないことも多いですよね。

そんな時に使えるのがこの言葉。

キャッチボールの重要性
甲子園の決勝戦など重要な試合で勝敗を左右するのはキャッチボールです

キャッチボールを疎かにしたチームが負けます

1球1球を大切に投げて捕球しよう

大切な試合で後悔する前に

後悔した時に初めてキャッチボールの重要性が分かります
イチロー
小さいことを積み重ねるのが、とんでもない所へ行くただひとつの道だと思っています

毎日の練習は、すぐに結果が出ません。

しかし、見えない壁を乗り越えるには地道な努力を続けるしかありません。

決して近道はない。

イチローがそれを証明しています。

自主練の重要性を説明
野球が上手くなりたいならコツコツと自主練を続けること

すぐに効果はなくても、いつかハッキリと形になる時が来る

やらなければ、それなりの結果が待っているだけ

近道は絶対にないよ
相田みつを
毎日すこしずつ

それがなかなかできねんだなあ

多くの人に愛される詩人、相田みつをの言葉です。

やって当たり前のことを継続するのは簡単なようで難しいです。

だからこそ、できた時の成長は大きいでしょう。

自主練が継続できない選手へ送る言葉
毎日、自主練を続けるのは難しいな

でも、多くの人ができないことをやったら勝つことができるぞ

多くじゃなくていい、毎日少しずつ続けることが大切だ
モハメド・アリ
俺はトレーニングが大嫌いだった

でも、自分にこう言い聞かせたんだ

「絶対に諦めるな。今は耐えろ。そして残りの人生をチャンピオンとして生きろ」

一世を風靡したボクサーのモハメド・アリの言葉です。

練習が好きな選手は、ほとんどいません。

でも、多くの選手は勝ちたいから練習します。

目標に向かって練習に取り組む必要性を表した言葉です。

厳しい練習に取り組む選手に贈る言葉
試合で勝ちたいなら耐えろ

絶対に諦めるな

そして、試合で勝て!
アルベルト・アインシュタイン
私は天才ではありません

ただ、人より長く1つのことと付き合っていただけです

理論物理学者のアインシュタインの言葉です。

壁にぶつかっても諦めずに続けることが突破するための唯一の道であることを表しています。

挫折しそうな選手に贈る言葉
優勝するチームの選手は決して天才ではない

とにかく野球と向き合ってきた選手達だ

その選手以上に野球と向き合うことができれば、お前たちが優勝できる

お前たちは天才ではない
はじめの一歩
努力した者がすべて報われるとは限らん

しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!

人気ボクシング漫画のはじめの一歩に出てくる言葉です。

努力しなければ成功することはないということを表しています。

自主練の重要性を説明
自主練をやったからといって絶対に野球が上手くなるわけではない

でも、野球が上手い選手は自主練をやっているのは絶対だ

上手くなりたいなら練習をやるしかない
王貞治
敵と戦う時間は短い

自分との闘いこそが明暗を分ける

野球の試合時間は、練習時間に比べれば短い。

毎日の練習への取り組み方が大切です。

つまり、自分の心との戦いなんです。

練習に集中できない選手へ贈る言葉
野球の試合はせいぜい2時間~3時間だ

毎日の練習時間の方がはるかに長い

その練習をどう取り組むかで上達具合は変わってくる

相手に勝つ前に自分に勝たなければいけないよ
石田衣良
無理をすることです

自分なんてそんなにたいしたものではないのだから

大事にしなくていいんです

現代では受け入れられにくい言葉ですが大切なことです。

人気小説家の石田衣良の言葉です。

限界を超えた所で頑張っていると、それが普通になり更に遠い限界にいくことができます。

自分で限界を決めないことが大切です。

練習中に選手へ贈る言葉
限界を自分で決めるな

自分で限界を決めればその程度の選手で終わってしまう

時には無理をしなくては限界を超えることはできない

自分の限界を伸ばしてみろ
高山樗牛
己の立てるところをふかく掘れ

底には必ず泉あらむ

高山樗牛は明治時代に活躍した思想家です。

自分にないものを持っている人を羨ましく思ってしまうのが人間です。

しかし、自分が持っているものを磨くことで、自分が輝くきっかけを掴むことができます。

小柄な選手
ホームランバッターを目指すよりも誰にも負けないバント技術を磨いたらどうだろう

確実なバントはレベルの高くなった野球では重要な戦術となり、チームに欠かせない戦力となります

小柄な野球選手として生きる道が見つかるかもしれない
手塚治虫
医者は生活の安定を約束していた

しかし、僕は画が描きたかったのだ

手塚治虫は、医師免許を持つ漫画の神様です。

自分の気持ちに正直に行動し成功を収めました。

野球選手も自分の気持ちどおりにならない場面は多々あります。

そんな時、この言葉を教えてあげてはいかがでしょうか?

ピッチャーをやりたい選手
野手であればレギュラーとして試合に出れるかもしれない

しかし、それは今のチームに限ったことだ

ピッチャーをやりたいのなら、納得するまでとことんやってみろ

いつでも野手に転向するすことはできる

自分の気持ちに正直に行動しろ
スラムダンク
あきらめたらそこで試合終了だよ

有名なバスケットボール漫画に出てくる言葉です。

ご存知の方も多いのではないでしょうか?

シンプルだけど奥が深い言葉ですね。

負けている試合の最終回で選手に贈る言葉
諦めるか諦めないかはお前たち次第だ

結果はどうであれ、諦めなければ何かが生まれる

逆に諦めてしまえば何も生まれずに試合終了だ

好きなようにやってみろ!
山本五十六
苦しいこともあるだろう

言いたいこともあるだろう

不満なこともあるだろう

腹の立つこともあるだろう

泣きたいこともあるだろう

これらをじっとこらえていくのが男の修行である

太平洋戦争で連合艦隊司令長を務めた山本五十六の言葉です。

敵国からも称賛された優秀な方です。

どんな世界でも非合理なことはあります。

時代は違えど、それを耐えることも必要です。

退部届けを出した選手
非合理な世界は野球以外にもある

それに耐えるのも人生だ

逃げるのは簡単だ

耐えるのは難しい

次の世界で耐えることはできそうか?
高田明
外部環境の変化に悩むより、自分が何をしたらいいか考えること、自分に返してみること、そして、何よりも日々精進して、今という時間を大事に、100%、200%努力すること

これが未来を変えていくのではないでしょうか

ジャパネット高田の社長さんの言葉です。

野球以外の部分に悩むよりも、野球上達のために努力することが大切です。

努力することで未来は変わってきます。

退部届けを出した選手
野球が好きならば徹底的に努力してみよう

他のことに悩んでいる時間が勿体ない

必ず未来は変わるから
イチロー
野球が上手くなりたいのなら良い道具を持て、グラブを磨け、宿題をちゃんとやれ

「良い道具」というのは、高価な物を買えという意味ではありません。

自分に良いと思った物ならば、ためらわずに手に入れるということです。

グラブは、自分の体の一部のように扱えるように手入れすることが大切です。

宿題は、自分が苦手なことでもしっかりやることの大切さを表しています。

野球への取り組み方が甘い選手達へ贈る言葉
野球が上手くなるには野球の練習ばかりやるのではない

日常生活から取り組み方を変えろ

それが野球に繋がってくる

落ちてるゴミを見つけたら拾う

荷物は整理整頓する

そういった当たり前のことをやれないと野球は上手くなれない

宿題も同じ

苦手だってやらないと上達しない

間違ったっていい

継続してやることが大切
衣笠祥雄
人間、自分ひとりでできることには限界がある

だけど、人と力を合わせると、不思議なことに不可能も可能に

夢も現実になっていく

だから、出会う人を大切にするんだよ

国民栄誉賞を受賞したプロ野球選手、衣笠祥雄選手の言葉です。

連続試合出場は世界記録です。

衣笠選手は、「人生は川の流れと同じ、川の流れの中で自分にできるベストをいつでも探すことが大切」と言っています。

自分1人ではできないことも、人と力を合わせれば可能になるということを表しています。

チームのミーティングで選手へ贈る言葉
野球は弱者が強者に勝つことができるスポーツだ

1人1人の力がなくても団結し、工夫することで勝つことが可能になる

仲間を大切にして大きなことを成し遂げてみろ
ONE PIECE
お前にできないことは俺がやる!

俺にできないことはお前がやれ!

ONE PIECEの主人公ルフィの言葉です。

仲間を人一倍大切にし、仲間からの信頼が厚いのが彼の特徴です。

野球選手も万能である必要はありません。

それぞれの特徴を活かすことで強いチームになります。

チームワークの重要性を説明する時に選手へ贈る言葉
ボールを投げることが得意な奴もいれば打つことが得意な奴もいる

走るのが速い奴もいれば遅い奴もいる

すべて万能ではなくても、お互いが助け合うことで良いチームとなる

自分が苦手な部分は人に頼ってみようぜ
アントニオ猪木
馬鹿になれ

とことん馬鹿になれ

恥をかけ

とことん恥をかけ

かいてかいて恥をかいて

裸になったら見えてくる

本当の自分が見えてくる

プロレス界のスーパースターアントニオ猪木の言葉です。

余分なプライドは脱ぎ捨てるべきです。

プライドを纏ったままでは人は成長しません。

試合で勝てない選手達へ贈る言葉
かっこつけずに野球と向き合ってみろ

とことん野球と向き合ってみろ

今まで見えなかった何かが見えてくる

その時、お前らはきっと強くなる
タッチ
敬遠は一度覚えるとクセになりそうで

人気野球漫画の主人公、上杉達也の言葉です。

野球は相手との勝負です。

逃げることを覚えてしまえば成長はないでしょう。

仮に打たれたとしても、そこで得るものはあります。

絶体絶命のピンチで投手へ贈る言葉
このピンチを作ろうと思ったって簡単には作れない

バッターと全力で勝負してこい

結果はどうであれ、お前の野球の財産になる

絶対に逃げるな

逃げたらそこから得るものはなにもない
寺田寅彦
興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合がどうも多いようである

物理学者の寺田寅彦の言葉です。

何事もまずは「やってみる」ことが大切であるということです。

やってみて合わなかったらやらなくていい。

やってみて興味が沸いたら続ければいい。

ただ、それだけのことです。

まずは、やってみる「行動力」が大切だということを表しています。

野球チームへ入るか迷っている子供へ贈る言葉
野球に興味がなくたっていい

まずは野球をやってみよう

やってみてから決めればいい

いつでも辞めるのは自由だ

やってみないと分からない楽しさがきっとある
甲本ヒロト
僕にとってね勉強なんてものはないんだ

学ぶものはなにもないの

楽しむだけでいいの

人気ロックバンド、ザ・ブルーハーツのボーカル甲本ヒロトの言葉です。

決して勉強をしなくていいという意味ではありません。

捉え方しだいです。

好きな物に打ち込むのは、勉強ではなく楽しむということ。

野球も同じです。

野球をずっとやっていると「楽しむ」ということを忘れがちになります。

野球の本質を忘れかけている選手へ贈る言葉
なんで野球をやっているのか考えてみろ

野球を始めてやった日のことを思い出してみろ

野球は楽しめば楽しむほど上手くなる

その気持ちは絶対に忘れるな
五木寛之
楽しいことは長続きする

好きなことは長続きする

気持ちのいいことは長続きする

そうでないことは、どんなに強制されても結局は続かない

作家の五木寛之の言葉です。

楽しいこと、好きなことを長続きさせるように努力するのではない。

自然に長続きしてしまったことがあなたが好きなこと。

それを見つけることができれば幸せです。

野球を続けるか悩んでいる選手へ贈る言葉
一度、野球から離れてみろ

また野球がやりたくなったらやればいい

自分の素直な気持ちを確かめてみろ

やりたくならなかったら辞めればいい

どうせ長続きしないから

自分のやりたいことを見つけた方が良い人生になる
黒澤明
自分が本当に好きなものを見つけてください

見つかったら、その大切なもののために努力しなさい

君たちは、努力したい何かをもっているはずだ

きっとそれは、君たちの心のこもった立派な仕事になるでしょう

黒澤明は映画に一生を懸けた人です。

ずっと野球を野球をやっていると、スランプや伸び悩むことが絶対あります。

そんな時は、大切なことを忘れがちになります。

スランプから抜け出せずに悩んでいる選手
なんで野球をやっているのか考えてごらん

野球を始めた頃の気持ちを思い出してごらん

スランプは野球にはつきもの

スランプを乗り越えると野球がもっと楽しくなる

野球を楽しむことが1番大切

大好きな野球に思いっきり取り組みなさい
NANA
人生は七転び八起きだ

立ち上がり続けりゃ勝つんだよ

漫画NANAに出てくる言葉です。

7回失敗したって8回起き上がれば試合に勝てます。

立ち上がることが大切なことだということを表している言葉です。

大切な試合で負けた選手達へ贈る言葉
負けた結果は事実として受け入れろ

大切なのはここから立ち上がること

何回負けたって、何回失敗したって立ち上がることができれば勝つことができる
イチロー
失敗の中には可能性が含まれています

これも、野球を続けるおもしろさなんです

誰もが憧れるイチローの言葉です。

失敗からは学ぶことがたくさんあり、それは自身の成長に繋がります。

つまり失敗は「可能性」のもとであるということです。

野球の醍醐味はここにあるでしょう。

エラーした選手
いっぱい学んだね

次に同じ打球が来たらどうしたい?

いっぱい考えて練習で試してみよう

きっといい方法が見つかるよ

野球は面白いね
松下幸之助
こけたら立ちなはれ

パナソニックの松下氏の言葉です。

誰だって転ぶことはあります。

転べば痛い。

服だって汚れます。

痛みでぐずぐずしてしまうこともあるでしょう。

でも、立ち上がらなければ新しい1歩は踏み出せない。

試合に負けた選手に贈る言葉
試合に勝つ者がいれば負ける者がいるのは当たり前だ

悔しい気持ちは大切だ

でも、立ち上がれ

立ち上がらなければ「勝つ者」になることもない
マイケルジョーダン
俺は何度も何度も失敗した

打ちのめされた

それが俺の成功した理由さ

バスケットボールの神様であるマイケルジョーダンの言葉です。

マイケルジョーダンでさえも何度も失敗し打ちのめされました。

とても勇気が出る言葉です。

めった打ちされて降板したピッチャー
この経験があるからこそ、お前は成長できる

失敗なくして成長はない
中島義道
失敗した時はごまかしたり、なぐさめたりせず、徹底的に失敗を味わい尽くしてください

どう悪かったのか、何が問題だったのかを徹底的に自問する

そんなふうに悶々と苦しみ続ければ、自分の弱点が見つかります

中島義道は、哲学者です。

何にでも、誰にでも失敗はあります。

野球を長く続けるほど、失敗が多くなるのは当たり前です。

失敗の活かし方を教えてくれる言葉です。

バントを失敗してチャンスを潰した選手
なんで失敗したのかを徹底的に考えてみろ

気持ちの問題なのか技術的な問題なのか両方なのか

洗いだした課題を徹底的に練習しろ

バントはお前の長所になるから
島田紳助
大きな失敗をした人は、失敗の苦しみを知っている

激しい挫折感やどうしようもない悔しさや、やりきれない思いを抱えている

そういう思いは、新しい何かに向かって走る時の強力なエンジンとなる

失敗は成長するチャンスです。

その理由を知っているからこそ活かすことができます。

失敗した選手に教えてあげましょう。

自分のエラーで試合に負けた選手
今の気持ちは、エラーした人じゃないと分からない

この気持ちをどう活かすかはお前次第だ

二度と同じ気持ちを味わいたくないなら行動するだけだ

次に同じ気持ちになった奴を支えてあげれるのもお前だけだ
巨人の星
私の誇りは打率の高さやホームランなどの数字ではなく、数知れぬ敗北とスランプからそのつど立ち上がったことだ

人気漫画、巨人の星の主人公の父、星一徹の言葉です。

記録は結果でしかない。

その過程にあるのは、数えきれないくらい立ち上がったことだということです。

スランプから脱出できない選手へ贈る言葉
いい成績を残した選手の価値は記録ではない

その過程でどうしていたか

そこが普通の選手と違う

スランプとどう向き合えばいいのか考えてみろ
バーナード・ショー
若い頃、私は10回に9回は失敗することに気づいた

だから、10倍働いた

イギリスの小説家であるバーナード・ショーの言葉です。

ノーベル賞を受賞しています。

何度失敗してもくじけない精神、くじけてもそこから何かを掴みとって次につなげる精神の重要性を表しています。

エラーした選手に贈る言葉
エラーは野球につきものだ

今までの練習量でもエラーするのであれば、もっと練習するだけだ

何回エラーしても、練習するだけ
田中耕一
失敗からは必ず新たな発見がある

最近は、失敗するのが楽しみになってきました

ノーベル化学賞を受賞した田中耕一の言葉です。

失敗を楽しみと言っているのがすごいですね。

ノーベル賞を受賞した研究も、実験中に失敗したものを「もったいない」と研究を続けたものから生まれたそうです。

エラーした選手に贈る言葉
エラーには必ず発見がある

エラーした分だけ上手くなるから大丈夫だ

だからエラーも楽しめ

今回のエラーで何が上手くなるかな?
アンパンマンのマーチ
なにが君のしあわせ

なにをしてよろこぶ

わからないままおわる

そんなのはいやだ

野球を続けていくには、人との出会いは必要不可欠です。

良い出会いもあれば悪い出会いもあるでしょう。

時には人間不信になることもあるかもしれません。

でも、アンパンマンのように正義感が強く博愛主義の人もいます。

そんな人間になることができれば必然的に仲間が増えていくでしょう。

人間関係に悩んでいる選手
周りの人に思いやりを持って接してみよう

人に優しくすれば、いつか自分に返ってくる

きっと人間関係の悩みはなくなるよ
ダンテ
お前の道を進め、人には勝手なことを言わせておけ

イタリアの詩人、ダンテの言葉です。

野球をやっていれば色んな人から色んなことを言われます。

指導を受けても正反対のことを言われることもあるでしょう。

そんな時は、自分が信じた道を突き進むべきであることを表した言葉です。

異なる指導を受けて悩んでいる選手
お前が信じた道を進めばいいよ

誰に何を言われても気にするな

でも、その結果に対しては絶対に人のせいにするな

お前が決めたことだから
らき☆すた
なるほど

友達というのは「作る」というより「なっている」ものか

人気コミックらき☆すたに出てくる言葉です。

野球をやっていると技術面以外にも悩みは出てくるでしょう。

仲間との人間関係も大切です。

新しい環境では、人間関係の構築に悩む選手もいるでしょう。

新しいチームに馴染めない選手へ贈る言葉
友達は無理に作るものではないよ

野球に一生懸命、取り組めば気づいたら出来ているんじゃないかな

目標に向かって取り組んでいれば自然と周りに人が集まってくるものだよ

努力している人は魅力的だから
ジョセフ・マーフィー
感謝は人間関係がうまくいくコツです

自己啓発の第1人者であるジョセフ・マーフィーの言葉です。

人間関係を構築するには、周りの人へ感謝すること。

小さなことでも、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

チームワークが悪い選手達へ贈る言葉
感謝の気持ちを持っているか?

それを伝えているか考えてみよう

野球は1人ではできない

助け合って勝利を目指すスポーツだ
ケン・ケイエス・ジュニア
あなたの周りにいる人、あなたの周りにある物

すべてがあなたの先生です

野球の上達には、謙虚な気持ちが大切です。

どこに成長するチャンスが転がっているか分かりません。

周りの人達との関係を大切にしましょう。

自己中心的な選手へ贈る言葉
野球は1人ではできない

もっと周りを見てみよう

お前が成長できるチャンスはいっぱいある

この環境はお前の先生だ
瀬戸内寂聴
世の中は大きな編み物と思ってください

編み物は1目1目編んでいきます

編み物の目が右の目と左の目と上の目と下の目とずっとつながっているから次から次へとつながって、あたたかいマフラーや素敵なテーブル掛けになるのです

あなたはその編み物の1目なのです

野球は9人とベンチ入りメンバー、それ以外のメンバー、監督、コーチなど全員で戦うスポーツです。

1人1人が大切です。

編み物では、1目の糸がほどければ、すべてがダメになります。

野球も同じです。

全員で支えあうことで、1つのチームになります。

チームワークが悪い選手達へ贈る言葉
個々の力があっても野球は勝てない

個々の力を合わせることが大切

誰1人として欠けてはいけない

支え合うことができれば、15人の力が100にも200にでもなるんだよ
斎藤一人
1年前の悩み事、言える人いますか?

いたら手をあげてみて。いないでしょ。

悩み事は、あっという間にかき消されていくものです。

今は深く悩んでいても、時間が経てばすぐに忘れてしまうものがほとんどです。

だから、深く考えずに切り替えましょう。

悩み抱えている選手へ贈る言葉
悩みなんて1年後には思い出せないことが大半です

過去を振り返るよりも未来を見て行動しよう

夢中になって野球に取り組めば、きっと悩みは解決するよ
美輪明宏
せめて自分くらい自分を褒めてあげないと自分が救われない

自分の味方になれるのは自分だけ

自分のことを1番知っているのは自分です。

周りが認めなくても、自分だけは自分のことを認めるべきでしょう。

自分の弱さを認めれることができた人は強いです。

自分という見方がいれば、誰かに打ちのめされたって怖くありません。

悩みを抱えている選手へ贈る言葉
どんなに悩んだっていい

だけど、自分という見方がいることを忘れるな

悩んで頑張っている自分を褒めてやれ

まとめ:名将や著名人の名言は子供が成長するきっかけになる

この記事では、少年野球の指導に役立つ名言について解説しました。

子供は、指導者によって大きく変わります。

子供への指導は難しいですが、ここで紹介した言葉を取り入れれば子供達の心に響くでしょう。

著名人が残した素晴らしい言葉ばかりです。

その言葉を少年野球で使えるようにアレンジしました。

少年野球は、大きな変革期を迎えています。

昔ながらの悪い風習が残るチームと現代の新しい時代にマッチしたチームに二極化しています。

大人も子供も試合に勝つことだけを求めているわけではありません。

そんな時代だからこそ、言葉が大切です。

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