【少年野球】背が低い野球少年は甲子園の試合で取り組む姿勢を勉強しよう

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【少年野球】背が低い野球少年は甲子園の試合で取り組む姿勢を勉強しよう
お父さん
お父さん

息子の目標は甲子園出場です。

甲子園の試合をよく見ていますが、どんなところに着目して見ると良いのでしょうか?

高校球児がインタビューに答える姿には、いつも感心しちゃいます。

今回は、こんな疑問にお答えします。

この記事を書く自分は、小学3年生から野球を始めて野球歴は30年以上です。

高校時代には甲子園にも出場しています。

甲子園の緊張感や雰囲気を身をもって経験しました。

実は、甲子園の試合は背が低い野球少年とって最高の教材です。

なぜなら、甲子園球児には背が低い選手が多いから。

お手本のプレーをたくさん見ることができます。

しかし、技術面だけではなく、野球に取り組む姿や野球以外の部分も参考になります。

この記事では、自分の経験をもとに甲子園中継で見るべきポイントについて紹介します。

この記事を読めば、小柄な野球少年の人間力の成長に繋がります。

甲子園の試合が少年野球にとって最高の教材である証拠が下記の動画です。

2022年夏の甲子園大会決勝戦、仙台育英対下関国際の試合終了後の挨拶です。

全国制覇した後に相手チーム、審判に対して深々と頭を下げている選手がいます。

普通の高校生にこんな行動ができるでしょうか?

これこそが野球の魅力です。

人間力が成長します。

社会から野球部出身の人間が必要とされる理由です。

甲子園球児の挨拶の仕方

挨拶は、人としての基本です。

しかし、基本ができないのが人間です。

少年野球では、必ず挨拶を指導します。

必然的に挨拶ができるようになります。

少なくても自分の周りの野球人で挨拶ができない人はいません。

野球人が社会から必要とされる理由です。

高校球児はお手本のような挨拶をする選手が多いです。

  • 仲間に挨拶
  • 指導者に挨拶
  • 保護者に挨拶
  • 観客に挨拶
  • 審判に挨拶
  • グラウンドに挨拶
  • 相手チームに挨拶

野球のグラウンドに行けば、少なくてもこれくらいは挨拶をします。

挨拶をする時にどのように挨拶をしているかを注意深く見てみましょう。

  • 立ち止まる
  • 相手の眼を見る
  • 大きな声ではっきりと
  • 頭を深く下げる
  • 相手、状況により表情を使い分ける
  • 口だけではなく気持ちを込める

たかが挨拶、されど挨拶。

挨拶をするだけなら誰でもできるが、どのように挨拶をするかが大切です。

動画にある仙台育英の選手はどのような挨拶をしているでしょうか?

  • 甲子園の決勝を戦った相手に尊敬と感謝の気持ちを込めて「ありがとうございました」と深々と頭を下げている
  • 大切な試合をジャッジしてくれた審判の方達に「ありがとうございました」と深々と頭を下げている

決して周りから良く思われようとしているわけではありません。

普段から周りの人や環境に感謝することを指導されているからこそできた行動でしょう。

小学生のうちから完璧を求めなくても大丈夫です。

少しずつ子供達に教えてあげましょう。

甲子園球児の人の話を聞く姿勢

野球の試合ではコミュニケーションを取る場面が多々あります。

コミュニケーションは生きてくうえで欠かせないものです。

もちろん社会に出ればコミュニケーションが大切になってきます。

特に目上の人とのコミュニケーションは普通の生活の中では身に付きにくいです。

しかし、野球選手は目上の人とのコミュニケーションは得意分野なんです。

  • 先輩とのコミュニケーション
  • 審判とのコミュニケーション
  • 指導者とのコミュニケーション
  • 保護者とのコミュニケーション
  • 観客とのコミュニケーション

野球をやっているとコミュニケーションを取る機会が多いです。

高校球児がどうように対応しているのか解説します。

  • 必ず帽子を取る
  • 相手の眼を見る
  • はっきりと自分の意思を言葉にして伝える
  • 状況に応じて姿勢を変える
  • 状況に応じて口調を変える

多くの高校球児は上記のようなことを注意して対応しているはずです。

この中でも「状況に応じて」という部分が大切です。

ピッチャーが主審からボールを貰う時
帽子を取って、相手の眼を見てお礼の会釈をする
観客の高齢男性からトイレの場所を聞かれた時
帽子を取り、大きな声でゆっくりと丁寧な言葉で案内する
状況によっては、トイレまで付き添う
観客の小さな子供から「頑張ってね」と話しかけられた時
帽子を取り、子供と同じ目線になるようにかがみ、「ありがとう、頑張るね」と感謝の気持ちを伝える

テレビ中継では、監督や審判とのやりとりを見ることができます。

相手の眼を見て、真剣な表情で話を聞いている高校球児をよく観察しましょう。

甲子園球児の道具の並べ方と扱い方

野球道具を粗末にする選手に良い選手はいません。

良い選手ほど野球道具を大切に扱います。

グローブ、バット、ボール、ヘルメット、スパイクは野球人にとって商売道具です。

これらの道具や鞄がベンチ内にどうやって置かれているか観察しましょう。

強いチームほどキッチリ並べられて置かれています。

野球を長くやっていると、選手のグローブを見ただけで良い選手かどうか分かります。

グローブやスパイクは、手入れの状況が顕著に出るんです。

野球が上手くなりたければ道具を大切にしましょう。

道具の置き方1つを意識することでプレーの質に繋がります。

ベンチ内の荷物に注目する人は少ないです。

チームの力と関連性があるので注目してみると面白いですよ。

甲子園球児のトラブル発生時の対応

野球の試合ではいくつものトラブルが発生します。

  • 熱中症で足がつった
  • デッドボール
  • 選手が怪我をした
  • 審判にボールが当たった
  • 観客が体調を崩した

日常生活でも同じです。

トラブルはいつやってくるか分かりません。

急なトラブルに行動できるのも野球人の強みの1つです。

すぐに動けるというのは、予め「もし・・・・。」と考えているから。

これは、日常生活に大いに役立ちます。

想定されるトラブルを事前に考えておくことで素早く対応することができる。

習慣になると「想定外」のトラブルに出くわしても臨機応変に対処することができるようになります。

野球の試合でトラブルが発生すると試合は中断します。

そんな時ほど注目して見てみましょう。

野球の魅力(人間力)についてアンケート

社会人の人事採用に携わっている100人と野球少年の保護者100人にアンケートを協力してもらったので紹介します。

Q1 野球部出身を会社に採用したい理由は?(複数回答可)

第1位あいさつがしっかりできる88票
第2位周りがよく見えている71票
第3位気が利く70票
第4位根性がある54票
第5位体力がある43票

Q2 野球をとおして子供に成長して欲しいことは?(複数回答可)

第1位あいさつができるようになって欲しい63票
第2位協調性を身に付けて欲しい41票
第3位体を強くして欲しい33票
第4位努力(自主性)を身に付けて欲しい31票
第5位上下関係を学んでほしい17票

人事採用に携わっている方と保護者のアンケートは、ほとんど同じような結果になりました。

親が望んだ成長が野球ではできているという証拠です。

まとめ:高校野球は最高の教材

この記事では、甲子園の試合で見るべきポイントについて解説しました。

高校野球は最高の教材です。

プレーも大事ですが、人間力の成長も意識しながら見ると効果倍増です。

背が低い野球少年にとっては、ライバルと差をつける絶好のポイントです。

野球は上手い人が必ずレギュラーになるわけではありません。

指導者は、野球に取り組む姿勢を見ていますよ。

野球に取り組む姿勢が良くなると、自然と技術面も向上してくるでしょう。

野球以外でも、社会から必要とされる人間に近づきます。

雨でグラウンドが使えない日は、座学がおすすめです。

こちらの記事で紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。

【少年野球】強いチームが雨の日にこっそりやっている座学5選を元甲子園球児が徹底解説

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