【2024年最新】元甲子園球児が選ぶ野球少年に読ませたいおすすめの野球マンガはキャプテンとプレイボール

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【2024年最新】元甲子園球児が選ぶ野球少年に読ませたいおすすめの野球マンガはキャプテンとプレイボール
お母さん
お母さん

子供におすすめの野球マンガを教えてください。

最近のマンガは読んだので、昔の野球マンガで子供に良い影響を与えるものはありますか?

昔の厳しい時代の野球を教えてあげたいです。

今回は、こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
① キャプテン・プレイボールがおすすめの理由

② キャプテン・プレイボールの読む順番と比較

③ キャプテン・プレイボールで印象に残る言葉

この記事を書く自分は、小学3年生から野球を始めて野球歴は30年以上です。

今までに30種類以上の野球マンガを読んできました。

自分の野球人生に大きな影響を与えてくれたマンガもあります。

現代は「ハラスメント」という言葉が常習化し、少年野球でも厳しい指導はありません。

現代の子供達には「根性」が足りていないのも確かです。

野球の歴史をマンガで知ることができれば、子供達の「野球観」が変わるかもしれません。

実は、野球少年の保護者で昔の根性野球が嫌いではない方は非常に多いです。

なぜなら、現代の子供達に「根性」が不足していて物足りなく感じているから。

しかし、今の少年野球に「根性論」を求めるのは無理があります。

この記事では、自分に大きな影響を与えてくれた野球マンガを紹介します。

この記事を読めば、昭和時代の野球を知ることができ、野球人として「何か」を掴むことができます。

少年野球の有益な情報をまとめた記事はこちらです。

【2024年最新】少年野球の保護者が知って得する豆知識10選を元甲子園球児が徹底解説

元甲子園球児が選ぶ野球少年に読ませたい野球マンガ

キャプテン

キャプテン2

プレイボール

プレイボール2

楽天会員はこちらがオススメ

ミモラ
ミモラ

自分が読んできた野球マンガで最高傑作のシリーズです

自分の野球スタイルはこのマンガから大きな影響を受けています

甲子園出場校の厳しい練習に耐えることができたのも、このマンガのおかげです

キャプテン・プレイボールがおすすめの理由

キャプテンとプレイボールにはそれぞれ「2」があります。

キャプテンとプレイボールの作者は「ちばあきお」なのに対し、キャプテン2とプレイボール2の作者は「コージィ城倉」です。

題名こそ違いますが、すべての話は繋がっています。

ちばあきおさんはプレイボールを連載中に亡くなってしまったため、途中打ち切りになってしまいました。

多くのファンが悲しみ、絶望感を抱いていた中で、コージィ城倉さんがちばあきおさんの意思を引き継いで待望の続編としてプレイボール2を再開してくれたのです。

ちばあきおさんの特徴
昭和時代に描かれたマンガであり現代に足りない根性論を学ぶことができる

大人に教えてもらうのではなく自分達で考える野球を学ぶことができる
コージィ城倉さんの特徴
根性論だけではなく現代の合理的な練習方法を描いている

野球をとおして人間力が成長することを学ぶことができる

このシリーズの特徴は登場物はほとんど同じなのに昭和、平成、令和の野球観の違いをマンガをとおして実感することができること。

例えば、主人公の1人である谷口タカオは、キャプテンでは「寝る間も惜しんで練習する」方針が印象的だが、キャプテン2では、「大会期間中は練習せずに体を休める」方針に変わっています。

しかし、変わらないこともあります。

「努力をする大切さ」や「最後まで諦めない気持ち」など現代の子供達に足りていない部分は変わっていない。

現代の子供だからこそ心を打たれるマンガです。

特に野球への気持ちが揺らいでいる子、技術的に伸び悩んでいる子には「何か」を掴むキッカケになるのではないでしょうか?

キャプテン・プレイボールの読む順番と比較

コージィ城倉さんが続編を描いてくれたこともあり、キャプテンとプレイボールは読む順番が複雑です。

これから読む方は下記の順番で読んでいくと話が繋がりやすいです。

  1. キャプテン
  2. プレイボール
  3. プレイボール2
  4. キャプテン2



キャプテンプレイボールプレイボール2キャプテン2
作者ちばあきおちばあきおコージィ城倉コージィ城倉
時代1972年~1979年1973年~1978年2017年~2021年2019年~2021年
巻数集英社
全15巻
集英社
全11巻
全12巻既10巻
概要谷口、丸井、イガラシ、近藤と4人の個性あふれるキャプテンが仲間とともに成長していく谷口タカオが弱小墨高野球部に加入し仲間を巻き込んで成長していく谷口タカオが墨高のキャプテン、谷口を慕って入部した後輩たちと成長していくキャプテンの続きとして近藤キャプテンの最後の大会から始まり、予備校生兼墨高の監督としてナインを引っ張り成長していく

キャプテン

谷口タカオ、丸井、イガラシ、近藤の個性あふれるキャプテンの成長を描く物語

谷口タカオを言葉で表せば「根性」「努力」「忍耐」というワードがぴったり

この漫画の根幹である「最後まで絶対に諦めない」気持ちで周囲の人間を引きつけ魅了していく

丸井は谷口を心から慕い尊敬している男

不器用な性格が災いしトラブルが多いが努力、根性は谷口に引けをとらない

イガラシは野球センスの塊

丸井とは違った意味で不器用な性格で生意気だがストイックさは谷口と同等クラス

近藤は前者3人とは違ったおぼっちゃま育ち

でも、過去のキャプテンに刺激を受け人間力が成長していく

4人のキャプテンシーをとおした人間模様と昭和の中学野球が描かれている

ミモラ
ミモラ

自分が読んできた野球マンガで最高傑作のシリーズです

自分の野球スタイルはこのマンガから大きな影響を受けています

甲子園出場校の厳しい練習に耐えることができたのも、このマンガのおかげです

プレイボール

「キャプテン」の谷口タカオの最終戦で指を骨折しながらも投げ続けた影響で人差し指が伸びなくなってしまった

野球への未練を強く抱きつつ墨高に進学するも、野球部には入らない

しかし、運命の巡り合わせで野球部に入部することになる

墨高野球部は超弱小チームでメンバーの意識も低い

その中で谷口が持ち前の努力と根性、強い気持ちで上級生の気持ちを動かす

谷口の影響で野球の面白さを知ったメンバーはメキメキと上達し夏の大会は3回戦まで進出する

谷口が2年生となった新チームでは異例のキャプテンに任命される

2年生の新キャプテン谷口を中心に根性、努力、強い気持ちで成長していく

谷口を心から慕う墨谷二中を卒業した丸井も他校から転入し切磋琢磨して励む

プレイボール2

谷口は墨高の3年となりキャプテンとしてチームを引っ張る

谷口を慕い丸井、イガラシが墨高に入学する

中学時代のライバル達も墨高に集まり切磋琢磨して成長していく

メンバーが揃った墨高はシード校にも選ばれ強豪校として甲子園を目指す物語

「練習しないことも練習」と谷口が言うなど現代の野球にフォーカスしている点も見どころ

ツーシームの投げ方、バットのマークの位置の向け方など野球技術の細かい部分までマンガで学ぶことができる

キャプテン2

墨谷二中の近藤キャプテンの夏の大会からスタートする

近藤が墨高に進学し、上級生のイガラシや丸井と甲子園を目指す

墨高の監督は谷口というストーリーで、現在の野球観で物語が進んでいく

谷口は予備校に通いながら墨高の監督を務める。勉強も圧倒的な努力でトップに上り詰める姿は野球少年にとって参考になるでしょう

丸井は新しい野球への考え方に戸惑いを隠せない。自身の考え方が古いのかと悩む姿は保護者の方々の共感を得るだろう

イガラシは相変わらずの野球センスも高校では小さな体がハンデとなり、小柄な野球少年の参考になる

近藤は文武両道と効果的な練習を模索する。自分が野球部に「何を残すか」を考え実行する姿は人間力の成長について考えさせられる。

キャプテン・プレイボールで印象に残る言葉

  • 弱者はみんなで力を合わせる
  • 目の前の小さな目標に向かって実のある練習をする
  • 普通にしていたら小さい子は大きい子に勝てない
  • シートノックから始まっている
  • 選手を信頼してやりたいようにやらせる。それが1番得点確率を上げる
  • 実力以上に当日のコンディションが大切
  • 目の前の試合をただ練習するようにやるだけ

まとめ:キャプテン・プレイボールは家族で楽しめる野球マンガ

この記事では、おすすめの野球マンガについて紹介しました。

キャプテンとプレイボールからは多くの事を学ぶことができます。

昭和の野球と令和の野球の融合です。

どっちが良いとかではありません。

それぞれの良さがあります。

現代の野球少年が昭和の野球を知れば驚くでしょう。

でも、野球上達へのヒントもあります。

子供達にとっては新鮮な情報でしょう。

時代は変わっても変わらない野球もあります。

単行本を買って何度も読み返すのも良いし、現代らしくウェブで読むのも良いでしょう。

楽天会員はこちらがオススメ

野球少年の誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントにも最適です。

子供だけじゃなく保護者の方が読んでも考えさせられる内容が多々あります。

野球少年のお母さんから指導者まで全員が読めるマンガです。

おじいちゃんの中には実際に読んでいた方もいるかもしれない。

3代にわたり楽しむことができるマンガです。

このブログでは、野球歴30年以上で甲子園出場経験を持つミモラが少年野球の悩みや質問を受け付けています。

技術的なことから精神的なことまで総合的に自分で答えられる範囲で対応させていただきます。

身近に相談できる人がいない方は遠慮なくご活用ください。

コメントをお待ちしています。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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