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息子が監督から嫌われているようで試合に出してもらえません。
監督に気に入られるためにはどうすればいいの?
チームを変えるべきでしょうか?
今回は、こんな疑問にお答えします。
実は、野球をやっている子で監督と合わなくて悩んでいる選手は非常に多いです。
なぜなら、監督と合わないと野球が楽しくなくなるからです。
野球をやっていれば、人生で何人かの監督や指導者と必ず出会います。
その中には、合う人がいれば合わない人もいるでしょう。
少年野球からプロ野球まで、レベルに関係なくあることです。
少年野球では子供だけではなく、親が監督と合わないこともあります。
自分も高校野球で経験しました。
今でもスッキリしていないのが実際のところです。
しかし、時間が経って分かってきたこともあります。
自分の経験談を伝えて、少しでも悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
自分は小学校3年から野球を始めて野球歴は30年以上。
高校時代には甲子園にも出場しました。
親となってからは少年野球のコーチを5年以上務めた経験が強みです。
しかし、少年野球では多くのトラブルや悩みに直面し、何度も挫折や失敗を繰り返してきました。
この記事では、自分の経験をもとに監督と合わない場合の対処法を年代別に解説します。
この記事を読めば、今よりも野球を楽しむことができるようになります。
監督と合わずに悩んでいる人の年代別の対処法
国の統計では野球人口の約2割が監督やコーチと合わなくて悩んでいます。
自分がコーチを務めた少年野球チームでも約2割の選手が悩みを抱えていました。
少年野球
子供が指導者と合わない理由で多いものはこちらです。
- 監督からいつも怒られる
- 試合に出してもらえない
- 練習で指導してもらえない
- ミスをすると頭を叩かれる
- 無視される
保護者が指導者と合わない理由で多いものはこちらです。
- 指導方針が合わない
- えこひいきが激しい
- 保護者の意見を聞いてくれない
- 子供に体罰をする
- 野球が古い
子供が指導者と合わない場合
子供の気持ちを優先することが大切です。
この時期の野球は、勝ち負けよりも楽しむことが大切です。
野球の楽しさを学ぶことを重要視した方が良いでしょう。
子供が楽しくないと感じているならば、チームを変えるべきです。
少年野球のチームはたくさんあります。
無理に続ける必要はありません。
親が指導者と合わない場合
最優先は子供の気持ちです。
親の都合で環境を変えるのは良くありません。
子供が楽しんでいるならば、親は我慢するべきです。
指導者と合わなければ程よい距離感を保ち、子供のために環境を整えてあげましょう。
注意するのは、子供の前で指導者の悪口を言わないことです。
子供はしっかり聞いてます。
子供は繊細だから。
ふとしたことで、子供の気持ちが揺らがないように注意しましょう。
野球が伸びる子供の保護者には、ある共通点があります。
こちらの記事で詳しく解説しています。
【少年野球の保護者】野球が上手い選手の親の特徴とは?元甲子園球児が徹底解説
中学野球
中学生は、クラブチームか学校の野球部かによって変わります。
クラブチームの場合は、基本的には少年野球と同じ考えでいいでしょう。
しかし、中学生になるとただ楽しいだけじゃダメ。
厳しさも必要な時期です。
指導者と合わない理由は何なのかをしっかり考えるべきです。
少しでも自分自身に理由があるのであれば、継続して努力することも必要になります。
中学校の野球部の場合は、簡単にチームを変えることはできません。
しかし、中学校の部活動の在り方が変革期に入っています。
教職員の負担増加などが理由です。
これから段階的に変わっていくでしょう。
指導者を外部コーチにするところもあるようです。
部活動自体を中学校の教育から外し、各々がクラブチームで活動する計画もあります。
高校野球
簡単に学校を変えることはできません。
高校野球は、甲子園を目指す時期です。
指導者と合わなかった時は、とにかく練習して絶対的な実力を付けるべきです。
チームに欠かせない存在になりましょう。
監督の好き嫌いだけで判断できなくなります。
絶対的な実力がない、どんぐりの背比べだから負けるんです。
自分がまさにそうでした。
しかし、高校野球が最後ではありません。
今の監督がずっと続くかも分かりませんよね。
監督に媚びを売るようなことはしてはいけません。
人間なんて合わないものは合わないですから。
無理をする必要はありません。
他の指導者、中学生時代の指導者、小学生時代の指導者に指導してもらうのも1つの方法です。
自分みたいに腐ってはいけません。
本当に後悔しています。
絶対に野球を嫌いになってはいけません。
1人の監督のせいで、そんな風になってはもったいないです。
YouTubeなどで情報を得ることもできます。
高校時代に補欠でもプロ野球選手になった選手もいます。
元巨人の上原投手や松原選手など。
雑草魂は本当の強さになります。
絶対に諦めない気持ちが大切です。
監督、指導者と合わなくても、「いつか見てろ」と反骨心をもって真摯に練習に取り組みましょう。
しかし、人生は1回きりなのも事実です。
高校を変えて甲子園を目指し、実際に出場した選手もいます。
自分が後悔しないことが大切です。
高校を転校するのも決して悪いことではないから。
高校を転校することは全然ありです。
公式戦への出場は規制がありますが、出場することもできます。
大切な青春時代を無駄にしないためにも検討してみましょう。
どんな状況になっても練習を一生懸命やるのが大切です。
練習は嘘をつきません。
絶対に無駄にはなりません。
大好きな野球をおもいっきり楽しみましょう。
監督と合わなかった体験談
自分は少年野球、中学野球、中学の練習場、高校野球、草野球(割と本気のやつ)を経験しています。
その中で監督は6人、コーチや部長などを含めた指導者は約30人と出会いました。
人にはどうしても好き嫌いがあるもの。
自分は比較的、好かれやすいタイプの人間だと自己分析しています。
自分で言うのは変ですが、客観的に判断して正直な気持ちです。
中学野球までに出会った監督や指導者からは大変良くしてもらいました。
今でも本当に感謝しています。
ぶっちゃけ「俺ってヒイキされてるなぁ」って思ったことも多々ありました。
正直、監督と合わないことは自分には無縁だと思っていたのも事実です。
しかし、高校野球で出会った監督とは、まったく合いませんでした。
監督に相手にされていない、監督に見られていないって思いが常にありました。
「どうしたらいいんだろう?」ってずっと悩んでいました。
今まで経験がなかったので余計に・・・。
甲子園を夢見て高校に入ったのに、どうなっちゃうんだろう?って。
フリーバッティングをしていても、他の選手は指導を受けるのに自分には何も指導してくれません。
守備も同じです。
相手にされないのが1番辛いんだって初めて知りました。
そんな状態がずっと続き、気持ちがスッキリしないまま最上級生を迎えました。
目標はレギュラーでしたが、新チーム発足時は控えでした。
ベンチ入りは出来ましたが、力の差を感じていなかったので納得していませんでした。
高校野球には、秋、春、夏と年に3回の大会があります。
秋は春の選抜甲子園、夏は甲子園の選手権大会に繋がる大きな重要な大会です。
秋の大会中にレギュラー選手が不調になり、自分に出番が回ってきました。
監督に気に入られていないので試合に出るのは諦めていました。
しかし、突然チャンスが回ってきたので「頑張ろう」って覚悟を決めました。
高校に入って初めてのレギュラーです。
「レギュラーになったんだから、さすがに色々と指導されるよな」って思っていましたが、監督の態度は変わりませんでした。
?????????って感じです。
「試合に出れるからいいや」と割り切ることにしました。
しかし、高校野球の集大成である夏の大会前にレギュラーは剥奪されました。
理由は今でも分かりません。
今でも納得はしていないのが本音です。
今でも自分の中での高校野球は終わっていません。
ずっと引きずっています。
正直、野球が嫌いになりました。
監督以外には、2人の指導者がいました。
部長と副部長です。
その方達からは、本当に良くしていただきました。
自分の心の支えだったのかもしれません。
1番の権限者である監督だけ合いませんでした。
高校3年の夏に部活が終わってからは、顔を見るのも嫌で避けていました。
ずっと話もしていません。
もちろん、卒業した今も。
成人してからも何度かは会う機会がありましたが口を聞くことはありません。
そんな自分の苦い思い出です。
監督に気に入られるためには
監督に気に入られて気持ちよく野球をやれれば最高ですよね。
しかし、監督にゴマを擦るのは筋が違います。
大切なのは自分自身を見つめ直すことです。
もしかしたら自分に原因があるかもしれません。
自分自身を客観的に見て分析してみましょう。
何か発見があるかも。
監督の立場になってチームを分析してみるのも効果的です。
試合に勝つにはどういう選手がいいのか?
現在のチームには、どんな選手が足りないのか?
悩みを解決するきっかけになるでしょう。
まとめ:監督と合わなくても諦めない
時代は変化しても野球の魅力は変わりません。
野球は、指導者とのトラブルがつきものです。
トラブルが野球人生を変えてしまうこともあります。
自分が経験してきたことが、少しでも他の人の役に立てば嬉しいです。
1つだけ最後に言わせてほしい。
「野球は嫌いにならないで」
この思いだけは伝えたいです。
1回でも野球を嫌いになったことを後悔しています。
辛い体験は決して無駄にはなりません。
社会に出た時に必ず役に立ちます。
長い目で見て乗り越えましょう。
周りの力を借りて無理をしないようにすることが大切です。
本日もお読みいただきありがとうございました。