【野球ノートの書き方】上手い選手がやっている活用術を元甲子園球児が徹底解説

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【野球ノートの書き方】上手い選手がやっている活用術を元甲子園球児が徹底解説
お母さん
お母さん

少年野球のコーチから野球ノートを作るように指導がありました。

具体的に何を書けばいいのでしょうか?

他のチームの子もやっているのかな?

野球ノートのメリットを教えて下さい!

今回は、こんな疑問にお答えいたします。

この記事を書く自分は、野球歴30年以上。

高校時代には、甲子園にも出場しました。

親となってからは、少年野球のコーチを5年以上務めています。

実は、少年野球の野球ノートを検討している方は非常に多いです。

なぜなら、野球ノートを推奨する指導者が多いから。

野球の上達には、記録や振り返りが大切です。

自分は、中学1年生から現在まで野球ノートを継続しています。

しかし、「もっと早く始めれば良かった・・・。」と後悔しています。

この記事では、少年野球の野球ノートについて解説します。

この記事を読めば、野球だけに関わらず人生の財産を作ることができます。

野球ノートに書く内容は?

  • 監督、コーチから指導を受けた内容
  • 指導を受けて感じたこと
  • 調子が良い時の感覚
  • スランプを脱出した時に意識したこと
  • 憧れの選手や上手いと思った選手の特徴
  • 失敗した時の振り返り
  • 監督、コーチの印象に残った言葉、エピソード
  • 今後の目標、試してみたいこと
  • 座学で学んだこと

野球ノートに書く内容は、何でも大丈夫です。

正解はありません。

まずは、書くことが大切です。

書いていくうちに、自分にとって何が役に立つのかが分かってきます。

書くことで考える力、自己分析力が身に付きます。

ノートを書くことが習慣化すれば、自分のプレーに対する意識が高まるでしょう。

自分の場合は、バッティングの調子が良い時の状態を細かくメモしていました。

  • グリップの位置は低めにする(高くすると肩に力が入り始動が遅くなる)
  • テイクバックの際にグリップを高くする
  • タイミングの取り方は、イチローを真似る
  • 左右の母指球で地面を踏み、リズムを取る感覚
  • とにかく構えの時点では脱力を意識する
  • インパクトの瞬間に息を吐くように意識
  • 体が前に突っ込まないことと、開かないことを意識
  • ボールの内側を叩くこと意識
  • ボールの若干上っ面を叩く
  • バットの握りは薬指と小指を意識

意味が分からない内容もありますよね?

でも、自分にだけ分かれば大丈夫なんです。

スランプになった時、自分が出来ていないことを見つけることができます。

野球ノートはいつ書く?

「野球ノートはいつ書くのがいいのか?」

疑問に感じている方もいるでしょう。

監督やコーチの理解があれば、練習中に書くのが1番良いです。

書きたいことを忘れてしまい、大切なことを書けなくなることがあるからです。

帰宅後に、1日の練習や試合を振り返りながらノートにまとめるのも良いでしょう。

負担にならないように続けることが大切です。

負担になれば継続することができなくなります。

体調が悪い時や時間がない時は、メモだけ書いて後日まとめても大丈夫です。

あまり推奨できることではないですが、自分は授業中に野球ノートを書いていたこともあります。

「継続は力なり」です。

野球ノートのメリットは?

  • 指導者になった時に子供の気持ちや上手く出来ない子の気持ちが分かる
  • 指導者になった時に引き出しが増える
  • スランプの脱出が早くなる
  • 自分自身を客観的に見ることができ自分を理解できる
  • 将来、野球以外の分野でも人材育成に使える

野球ノート最大のメリットは、あなたの財産になることです。

野球人としてはもちろん、野球以外の分野でも役に立つ時がくるでしょう。

人間は良いことも悪いことも忘れてしまう生き物です。

  • どうやっていい状態になったのか?
  • 良い状態の時の気持ちはどうだったのか?
  • 悪い状態の気持ちは?どうやって悪い状態を抜け出したのか?
  • どうやって教えてもらうと分かりやすかったのか?
  • 何をされると嫌だったのか?

その時の気持ちや考えは、後からでは思い出すことができませんよね。

しかし、野球ノートを書いていれば、大人になってからでも子供だった自分の気持ちを思い出すことができます。

仕事で後輩を指導する時のヒントが野球ノートに書いてあります。

人間関係に悩んだ時、解決するヒントが野球ノートに書いてあります。

もう1度言います。

野球ノートは「あなたの財産」になります。

野球ノートの活用方法

息子は野球ノートを始めたことにより、スランプから脱出するのが早くなりました。

スランプになると、自分で野球ノートを見返しています。

  • 過去のスランプ時に試したこと
  • 指導者から注意されやすいポイント
  • 自分の悪い癖
  • 調子が良い時との感覚の違い

これらを1つずつ確認していきます。

親がやることは動画撮影くらいです。

親が気になる点があっても、基本的には言いません。

自分で考えることを重要視しているためです。

子供から助けを求められた時だけサポートするようにしています。

親の自分も野球ノートを書いています。

子供への対応で失敗することも多々あるので。

同じ失敗をしないように。

仕事で後輩を指導する時にも役に立っています。

いくつになっても人は成長しなければいけないと思っています。

野球ノートってみんな書いているの?

SNSで野球少年100人に野球ノートについてアンケートを取ったので紹介します。

YESNO
野球ノートを書いてますか?31人69人

YESと答えた人に質問です。

硬式スポ少ベースボールスクール
どんな野球をやっていますか?20人7人4人
3年生以下4年生5年生6年生
いつから野球ノートを書いていますか?7人5人9人10人
監督に言われた親に言われた友達がやっていたテレビで見た忘れちゃうから
野球ノートを始めたきっかけは?14人7人6人3人1人
YESNO
野球ノートを書くのは大変ですか?1人30人
練習中練習後寝る前決まっていない
野球ノートはいつ書いていますか?3人15人10人3人
YESNO
野球ノートは役に立っていますか?30人1人
教わったこと座学でやったこと日記
野球ノートには何を書いていますか?25人3人3人

NOと答えた人に質問です。

YESNO
野球ノートを始めたいですか?51人18人

野球ノートを書いている小学生は、約3割いる結果となりました。

硬式チームの優秀な指導者のアドバイスで始めた子が多い傾向です。

野球ノートを書いている子の多くが効果を感じています。

まだ始めていない子でも、興味を持っている子が多いです。

メディアで紹介されているからでしょう。

この記事を読んでくれた方は、今すぐにでも始めることをおすすめします。

野球ノートをより効果的にするには?

野球ノートをより効果的に活用するには、コーチや監督に交換日記のように確認してもらうことです。

自分が感じたことに対してコメントを貰うことで、より詳細な事実を記録することができます。

人間はどうしても自分に都合よく考えてしまうから。

しかし、監督やコーチの協力体制がなければできないのも事実です。

信頼関係がなければ、本音を書くこともできないでしょう。

チーム選び、指導者選びが大切ですね。

指導者の協力が得られない場合は、保護者がサポートしましょう。

励ましの言葉や一緒に振り返りをするだけでも成長に繋がります。

親子のコミュニケーションツールとしてもおすすめです。

まとめ:自分の財産(野球ノート)は自分で作る

この記事では、野球ノートについて解説しました。

野球ノートは、成長の過程を記録することにより大きな財産となります。

子供が自分で考え、成長する習慣を身に付けることができます。

ちょっとした努力で始めることができ、リスクはまったくありません。

今すぐ始めることをおすすめします。

まずは行動しましょう。

行動力の差が大きな差になります。

迷っている時間がもったいないです。

雨でグラウンドが使えない日は、座学がおすすめです。

こちらの記事で紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。

【少年野球】強いチームが雨の日にこっそりやっている座学5選を元甲子園球児が徹底解説

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