【少年野球のセンスとは?】練習しても上手くならない理由はコレだった!

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【少年野球のセンスとは?】練習しても上手くならない理由はコレだった!
お父さん
お父さん

息子が野球に向いているのか分かりません。

野球センスとは何ですか?

今回は、こんな疑問にお答えいたします。

この記事を書く自分は、野球歴30年以上。

高校時代には、甲子園にも出場しました。

親となってからは、少年野球のコーチを5年以上務めています。

実は、野球が伸びる子の特徴を知りたいという保護者は非常に多いです。

なぜなら、甲子園やプロ野球選手といった子供の夢を応援したいから。

少しでも子供のためになる情報を得て、野球の上達へ繋げたいと考えるのは当たり前ですよね。

野球経験者なら知識がありますが、未経験の保護者にとっては難しいでしょう。

この記事を読むと、野球センスを伸ばす方法が分かります。

【少年野球】上達しないのはなぜ?上手くなるコツとサポート方法を元甲子園球児が徹底解説

少年野球のセンスとは?

センスとは、特別な人に与えられた才能ではない。

多くの知識や技術を習得することで「上手くやる能力」であり、誰でも平等に習得できる。

野球の上達にはセンスが必要である。

「野球センス」という言葉の意味は人によって解釈が違います。

はっきりとした定義がないため説明できる人はいません。

一般的には下記の分野で判断されます。

しかし、野球が伸びる子の最大の共通点は「野球が好き」であること。

センスがなくても伸びる子は伸びます。

野球センスが伸びる性格

  • 負けず嫌い
  • 素直
  • 協調性がある

負けず嫌い

野球をやっていると様々な勝負があります。

自分の中の弱い心との戦い、チーム内でのレギュラー争い、相手チームとの戦いなど。

勝負する上で大切なのは「負けたくない」、「負けたままでは嫌だ」という気持ちです。

この気持ちが母体となり、人は努力します。

負けず嫌いの選手は必ず上達します。

素直

素直な性格は上達への1番の近道です。

逆にプライドが高すぎると大きな障害になります。

指導者も人間です。

指導したことを素直に受け入れる選手の方が可愛いですよね。

素直な人が野球に向いているのは間違いありません。

協調性

野球は団体競技です。

試合はもちろんですが、日頃の練習も仲間とプレーします。

自己中心的な人では仲間と一緒に野球はできません。

試合でも自己犠牲のプレーをしなければいけない場面が多々あります。

チームプレーが出来る選手が野球に向いているでしょう。

チームプレーは、低学年のうちから教えていく必要があります。

指導者が評価するポイント

自らグラウンド整備を行う

率先して道具を運ぶ

試合で活躍するだけではなく、下働きを率先してできる子が本当に伸びていく選手です。

野球センスには、人間力も必要だということですね。

野球センスが伸びる体格

  • 体が大きい
  • 足が速い
  • 怪我に強い
  • 肩が強い

体が大きい

体が大きい方が速い球を投げることができ、打っても遠くに飛ばせます。

ピッチャーをやれば三振を取ることができるし、バッターならばホームランを打つことができるでしょう。

同級生と比較して体が大きな子は、野球に向いていると言えます。

しかし、体が小さくても野球では生きる道があるので悲観することはありません。

小さい選手でも、努力次第でカバーできます。

足が速い

野球選手で足が速い人は大きな武器になります。

バッティングや守備の技術が劣っていても足が速ければ「代走」で試合に出場することができるから。

強いチームほど「機動力野球」を取り入れています。

足が速い選手はどのチームも欲しい選手であることは間違いありません。

怪我に強い

プロ野球では良い選手の条件の1つは体が強い選手。

プロ野球選手の引退の理由は、体の怪我がほとんどです。

怪我をしにくい体作りが非常に大切であることが分かります。

既に引退してしまいましたが阪神タイガースでプレーした鳥谷選手はデッドボールで鼻を骨折しながらも試合に出て「鉄人」と言われていました。

怪我に強い選手は野球に向いています。

肩が強い

肩の強さは、天性のものが大きいです。

努力でもある程度はカバーできますが、1級品の肩がある選手には負けます。

野球のレベルが高くなるほど肩の強さは必須です。

肩が弱いためにプロ野球選手を諦める人がいるくらいですからね。

野球センスが伸びる行動

  • 観察力がある
  • 自分で考えて行動する
  • 周りに流されない
  • 失敗が多い

野球が伸びる子は、自然とPDCAサイクルをやっています。

PDCAとは?

Plan (計画) 目標設定

Do(実行)  繰り返し練習

Check(評価) 効果確認

Action(改善) 修正

やらされている練習と目的を持った練習では効果が違います。

何度失敗しても諦めずにできるまで挑戦するのが特徴です。

効果確認は、保護者が協力できるポイントですよ。

動画を撮影し、客観的に見ることが大切です。

どうすれば上手くできるか自分の頭で考えて練習しましょう。

何度も何度もPDCAを繰り返すことで確実に上達します。

観察力がある

野球は上手い選手を見て真似することで上達します。

野球が伸びる子は、上手い選手を見つけるとずっと見ていますよ。

上手い選手から身体の使い方を盗み、自分のものにしていく選手が伸びます。

自分で考えて行動する

野球が伸びる子は、自分で考えて練習する子が多いです。

親や指導者が「練習しなさい」と言う必要がないくらい勝手にやります。

そこには「野球が好き」、「もっと上手くなりたい」という強い気持ちがあるから。

こんな子供は、野球に向いていると言えるでしょう。

周りに流されない

子供のうちは周りに流されてしまう子が多いですが、野球が伸びる子は流されないという共通点があります。

例えば、練習中に監督が目を離すと遊び始める子供がいます。

徐々に遊ぶ子供が増えていっても、黙々と練習をしている子が伸びる子です。

一緒に遊ぼうと誘われてもキッパリと断ることができます。

そういう選手はキャプテンに選ばれてチームを引っ張っていくことになるでしょう。

バント練習など地味な練習でも一生懸命取り組みます。

失敗が多い

運動神経が良い子は、1回教えてもらえば出来てしまいます。

だからこそ、スランプになった時に困るんです。

逆に、失敗を繰り返す子は、失敗の中で多くのことを学びます。

物事を噛み砕いて理解するので、スランプからの脱出方法も自然に習得するでしょう。

上手くできない人の気持ちが分かるので、指導者にも向いています。

失敗を繰り返しても諦めない選手は、野球センスがありますね。

この章のまとめ
野球センスに明確な基準はない

性格、体格、行動を総合的に見て判断されている

野球センスを伸ばす方法3選

  1. 少年野球は褒めて伸ばす
  2. 体作りにサプリメントを活用
  3. 野球環境を整える

野球センスに明確な基準がないことから、誰でも努力次第で伸ばすことができます。

「あの選手、センスあるよね」と言われると嬉しいですよ。

試合中のプレーやノックを見て言われることが多いですが、大切なのは技術ではなく根本的な部分です。

土台をしっかり鍛えることで技術がついてくるので頑張りましょう。

少年野球は褒めて伸ばす

少年野球の指導法は、大きく変化しています。

従前の根性野球では、子供達はついてきません。

子供達の成長を最大限引き出すためにも、褒めて伸ばすことを意識しましょう。

指導者が怒鳴るような指導をすると、子供達のの素直さがなくなってしまうので注意してください。

素直な子供は、どんどん成長していきます。

個々の良さを引き出すことに注力しましょう。

体作りにサプリメントを活用

野球の上達には体作りが必要不可欠です。

練習に耐える体の強さが必要です。

技術を身に付けても体が小さいと活かしきれません。

メジャーで活躍している選手を見れば納得するでしょう。

身長体重
大谷 翔平193センチ97キロ
山本 由伸178センチ80キロ
吉田 正尚173センチ85キロ
菊池 雄星184センチ100キロ
前田 健太182センチ81キロ
千賀 滉大186センチ92キロ
藤波 晋太郎197センチ98キロ
鈴木 誠也181センチ98キロ
今永 昇太178センチ86キロ
ダルビッシュ 有196センチ100キロ
松井 裕樹174センチ74キロ

野球選手は体が大きい方が有利であることは確かです。

ただ普通に生活しているだけでは無理でしょう。

「成長期」を上手く活かして努力しなければいけません。

背が低い子だけでなく、大きい子でも努力することでメジャーリーガーのような体格に近づきます。

甲子園で「プロ注目」と言われるような選手も立派な体つきの選手ばかりです。

体作りには身長成長サプリジュニアプロテインがおすすめです。

背が伸びるチャンスは限られています。

今、行動せずに後悔することがないようにしましょう。

野球環境を整える

野球センスの成長は、環境が大きく関与しています。

身近にお手本となる先輩やライバルがいると良いですね。

自然と野球が上達する行動が身に付きますよ。

大人から教えてもらうだけではなく、同じ年代の選手から学ぶこともいっぱいありますから。

野球環境を決めれるのは保護者です。

子供の将来のためにも、野球センスを成長できる環境を整えてあげましょう。

この章のまとめ
野球センスは努力次第で伸ばすことができる

野球センスがない子の特徴

僕は野球センスがないから下手なんだ・・・。

こんな選手もいますよね。

でも、諦めたらそこで終わりです。

諦める人は野球をやめましょう。

決して悪い事ではありませんよ。

もっと他に適性があるはずです。

心からワクワクするものを見つけましょう。

努力しなくても自然と夢中になってしまうものがあるはずです。

色々なことにチャンレンジしてください!

チャンレンジする回数に制限はないですから。

何回転んでも大丈夫です。

野球センスがある子のエピソード

自分の野球経歴の中で実際に出会った人のエピソードを紹介します。

それぞれの時代ごとに4人を紹介しますが、共通するのは自分以上の「野球バカ」だということ。

今でも尊敬している大切な友人です。

少年野球時代の同級生

A君とは同じ時期に少年野球を始めました

A君は野球が大好きで、学校でも野球の参考書を読んでいるような少年でした

帰宅後は一緒に野球で遊び、夜は家で自主練をお父さんと一緒に毎日やっていました

しかし、小学6年生の時にA君のお母さんが病気で亡くなりました

それからはお父さんが母親代わりにもなってA君を育てていましたが、以前のように野球の練習への協力は出来ませんでした

自分は「このままA君は野球から離れてしまうのかな・・・。」と感じていました

しかし、A君は親の協力がなくても野球を続けました

小学生ながら自分で弁当を作ったり、練習場所まで自転車で来たり片親のハンディキャップに負けませんでした

野球の練習でも「お母さんの分まで」という気持ちで人の2倍は努力したそうです

A君は甲子園こそ出場できませんでしたが大学の強豪校に入り神宮球場でプレーしました

中学野球時代の同級生

B君は硬式の野球練習場で出会った同級生です

B君は練習の虫でした

自宅から8キロある練習場まで1キロの重りを持ちながら走って通っている選手でした

初めは不思議な奴だなと思って見ていましたが徐々に触発されて真似する選手が増えていき、ほとんどの選手が走って通うようになりました

改めてカリスマ性のあった選手だなと感じます

B君は周りに絶対に流されない選手でした

中学生というと1番ふざけやすい年頃

冬の体力トレーニングの練習中にふざけながら練習をしていてコーチに怒られたことがありました

もちろんB君だけは真面目にやっていたので怒られていません

自分達はコーチが呼びに来るまでずっと走っていろと言われ夜の11時ごろまで走り続けました

練習の終了時間は9時

コーチが呼びに来てグラウンドに戻ると、B君が自分達を待っていてくれました

コーチは帰るように言ったらしいですが、「仲間だから待っている」と言ったらしい

このB君の人間性にも大きな刺激を受けたのは言うまでもありません

B君は野球の強豪校に進学し、選抜甲子園まであと1勝というところまでいきました

身体の怪我により野球は高校までで辞めてしまいましたが尊敬できる野球人でした

高校時代の同級生

C君は高校野球部の同級生

甲子園に出場したチームのエース

C君は自分にも他人にも厳しい選手でした

優しいだけじゃダメなんだなっていうことを教わりました

同級生に厳しいことを言うためには、自分がそれ以上やっていないと言えません

C君は努力の塊のような選手でした

C君の厳しさがなかったら甲子園には行けなかったと思います

C君は大学進学後にプロ野球選手となりましたが、怪我により数年で引退してしまいました

現在は子供達に野球を教えています

少年野球コーチ時代の教え子

最後はコーチになってから出会ったD君

D君は自主性が長けている選手でした

親の携帯を借りてYouTubeで参考になる動画を探し自主的に練習をしていました

お母さんに聞いたところ、家でも動画を見ながら1人で練習しているようでした

自主練習は1日も欠かしたことがないようです

現在は硬式のシニアリーグでプレーしてます

県外の強豪校から既に声が掛かっているようで将来が楽しみ

この章のまとめ
野球が上手くなる子は普通とは違う何かがある

努力は裏切らない

最高のセンスは野球が好きであること

この記事では、野球センスについて解説しました。

「野球センス」という言葉には、明確な基準がありません。

性格、体格、行動を総合的に見て使われています。

特に性格が向いている子は、野球が伸びる傾向が強いです。

なぜなら、「努力」できるから。

努力に勝るものはありません。

天性の素質よりも努力を継続できる選手の方が最終的に上手くなります。

「野球が好き」という気持ちがある選手は楽しみですね。

体格も努力できるポイントです。

野球は体が大きい方が圧倒的に有利ですからね。

https://www.ichigoichie-mimora.site/asuri-to5/

保護者は、子供が熱中できるようにサポートしましょう。

とはいえ、少年野球は保護者の負担が大きいです。

悩みを抱えている方も多いでしょう。

ちょっした工夫をするだけで、今よりも少年野球を楽しむことができます。

一緒に頑張りましょう。

この記事のまとめ
野球を好きになるほどセンスが成長する

努力次第で誰でも野球センスを手に入れることができる

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