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雨でグラウンドが使えない日は練習しませんか?
みなさんのチームは、どのように過ごしていますか?
雨でも時間を有意義に使う方法があれば教えてください!
今回は、こんな疑問にお答えいたします。
この記事を書く自分は、野球歴30年以上です。
高校時代には、甲子園にも出場しました。
親となってからは、少年野球のコーチを5年以上務めています。
実は、少年野球の指導者で雨天時の練習方法に悩んでいる人が多いです。
なぜなら、座学のレパートリーが少ない指導者が多いからです。
指導者の中には、野球未経験者もいますよね。
野球の指導方法も年々進化しています。
雨の日の過ごし方で子供達の成長は変わります。
野球は体力勝負のスポーツではありません。
頭を使った野球が必要です。
この記事では、雨天時におすすめの座学について解説します。
この記事を読めば、雨天時の練習が充実しチーム力がアップします。
- おすすめの野球勉強
- ① 図上でケースノック
② 野球の歴史
③ 個人の目標とチームの目標を確認
④ サインの確認
⑤ 野球に取り組む姿勢
図上でケースノック
練習メニューの中にケースノックを取り入れているチームは多いですよね。
自分の動きを理解していない選手も多いのではないでしょうか?
そんな時は、図上でケースノックをやると効果的です。
自分のポジションだけなく、他のポジションの動きまで理解できます。
頭で理解した後、実際に動くと効果的です。
ケースノックでは、声が必要不可欠です。
「意味のある声」が勝敗を左右します。
「どういう声を出せばいいんだろう?」と疑問に感じている子供が非常に多いです。
声の出し方についても指導しましょう。
野球に声が必要な理由はこちらの記事で解説しています。
【少年野球】野球はなんで声を出さなきゃいけないの?素朴な疑問に元甲子園球児が徹底解説
- おすすめの確認事項
- ・シフト
・走塁
・野手の動き
・配球
・試合展開(ゲームの流れ)
・難しいルール
実際のプレーを見せながら説明すると理解が早いです。
高校野球やプロ野球の試合を録画するのがおすすめですよ。
プロ野球選手は、子供達の憧れです。
自分は甲子園の全試合を録画しています。
子供達の参考になるプレーを事前にチェックし、必要な部分をまとめています。
重要な場面で一時停止し、「この場面では、どんなプレーを予測する?」「何に注意する?」と子供達に問いかけます。
子供達は自分の頭で考えて発言します。
その後、実際に起こったプレーを見て答え合わせしています。
間違っても大丈夫です。
考えて発言することが大切です。
野球脳が確実に成長しますよ。
プロ野球を見る方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
【2024年最新】DAZNとスカパー!プロ野球のサブスクはどっちがおすすめ!?メリット・デメリットを元甲子園球児が徹底解説
プロ野球や高校野球の試合では、珍しいプレーもあります。
野球のルールは複雑ですよね。
ルールを知らない子供達も多いです。
座学でルールを覚えるのもおすすめですよ。
難しいルールは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
記事中で紹介している「第4のアウト」、あなたは知っていますか?
【上手くなりたい野球少年必見】知らなきゃヤバい!良い選手は野球のルールに詳しい
野球の歴史
野球の歴史は長いです。
私たちは、現代の野球にマッチした指導をしなければいけません。
しかし、昔の野球から学ぶことも多いです。
野球の変化を学ぶことが子供達を一回り大きくするでしょう。
特に昭和の根性野球は、現代の子供達に足りない部分です。
良い部分は取り入れるべきです。
昔の野球を知るには、マンガがおすすめです。
野球マンガであれば、子供達も興味が湧くはずです。
おすすめの野球マンガは、こちらの記事で紹介しています。
【おすすめ】昭和の野球マンガを読むだけで子供のモチベーションが上がるって本当?
個人の目標とチームの目標を確認
野球の上達には、目標設定が不可決です。
個人目標とチーム目標を設定しましょう。
ただ練習していても、絶対に上手くなりません。
チームが同じ方向を見ていれば必ず強くなります。
目標は短期、中期、長期と3つ設定しましょう。
- 個人目標の例
- 短期・・・毎日素振り300回を継続する
中期・・・レギュラーを取る
長期・・・甲子園出場
- チーム目標の例
- 短期・・・チーム全員で声を出し活気のある練習をする
中期・・・ライバルチームに勝つ
長期・・・全国大会出場
目標の設定は、自分に足りない部分を知ることが大切です。
目標とするポジションの適性も勉強しましょう。
【少年野球のポジション】複数ポジションは当たり前?各ポジションの適正について元甲子園球児が徹底解説
サインの確認
サインプレーは子供達の憧れです。
しかし、サインを覚えれない子供が多いです。
サインミスは勝敗に直結します。
サインの確認は、雨天時にやることをおすすめします。
子供達はクイズが大好きです。
クイズ形式でやると楽しく覚えれますよ。
雨の日にはおすすめですね。
少年野球のサインについて詳しく解説している記事はこちらです。
【野球の座学】少年野球にサインは必要?決め方と覚え方を元甲子園球児が徹底解説
野球に取り組む姿勢
野球は技術だけでなく人間力も成長するスポーツです。
特に高校野球から学ぶことは多いでしょう。
- 挨拶
- 気が利く
- 接遇
- 洞察力
社会から必要とされる人材が育ちます。
プレーだけではなく、選手の立ち振る舞いにも注目しましょう。
ベンチに置かれている道具を見れば、一瞬でそのチームの強さが分かります。
指導者の差です。
野球の技術には直接関係ありませんが、最終的には強さに結び付きますね。
高校野球の見るポイントについて解説した記事はこちらです。
【雨の日の少年野球】高校野球は最高の教材~マネするべきポイントを元甲子園球児が徹底解説~
審判への接遇も大切なポイントです。
審判の判定に不服な態度をする選手はいませんか?
そんな選手は絶対に上手くなりません。
審判は神様です。
審判を味方につけるような選手になりましょう。
審判への接遇について解説した記事はこちらです。
野球で学んだことはノートに残しましょう。
人は忘れてしまう生き物です。
ノートに残せば必ず役に立つ時がきます。
野球ノートは財産になります。
良い選手は必ず野球ノートを書いてますよ。
野球ノートの書き方について解説した記事はこちらです。
【野球ノートは必要?】メリットと書き方を元甲子園球児が教えます!
まとめ:雨の日を有効活用しよう
この記事では、おすすめの座学5選について紹介しました。
雨の日をどうやって過ごすかで子供達の成長が変わります。
頭で野球を学ぶことで効率的に上達できます。
野球が更に楽しくなるでしょう。
人間力の成長も指導者の大切な任務です。
技術が向上しても、人間力の成長がなければ野球選手として大成しません。
子供は大人の背中を見ています。
大人が良いお手本になることが大切です。
雨で練習が休み・・・ではなくて、雨の日にしかできないことをやりましょう。
時間は無限ではありません。
工夫次第で有意義な時間になります。