【少年野球は子供より保護者の方が忙しい?】少年野球の父親の負担3選を元甲子園球児が徹底解説

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【少年野球は子供より保護者の方が忙しい?】少年野球の父親の負担3選を元甲子園球児が徹底解説
お父さん
お父さん

息子が少年野球を始めたんですが、毎週の付き添いが大変です。

こんなに父親の負担が大きいとは思っていませんでした。

今後、上級生になれば更に忙しくなりそうです。

少年野球の大変なポイントを経験者の方に教えてもらいたいです。

今回は、こんな疑問にお答えします。

この記事を書く自分は、野球歴30年以上で高校時代には甲子園にも出場しました。

2人の野球少年を育てており、少年野球のコーチを5年務めています。

実は、野球少年の父親で悩みを抱えている方は非常に多いです。

なぜなら、少年野球は保護者の負担が大きいから。

特に野球経験がない父親は、悩みやすい傾向があります。

野球経験のある自分でさえ、何度も悩みトラブルを乗り越えてきました。

少年野球に悩む父親の気持ちは理解しています。

この記事では、自分の経験をもとに野球少年の父親の悩みと解決策について解説します。

この記事を読めば、少年野球の保護者の負担を軽減することができ、少年野球を楽しむことができるようになります。

少年野球の父親の負担3選
① 練習の手伝い

② 道具の管理と運搬

③ 審判

親の負担が大きいために子供が野球をやりたいって言っても断念する家庭があります。

それくらい少年野球の親が大変なのは有名です。

実際に自分がコーチを務めた少年野球チームでも、過半数の保護者が大変だと嘆いていました。

毎年、数人は親の我慢が限界でチームを去っていきます。

野球人口減少の大きな要因になっているのは確かです。

他の習い事と比較しても明らかに負担が大きいのが下表から分かります。

時間当番配車手伝い父母会
野球朝から夕方月に1回(審判も)頻繁頻繁がっつり
サッカー約4時間月に1回たまにほぼなしふつう
スイミング約1時間なしなしなしなし
バスケ約2時間月に1回たまにほぼなしふつう
習字1時間なしなしなしなし

少年野球の父親の負担についてアンケート

少年野球の父親100人に負担の大きさについてアンケートを取ったので紹介します。

Q1 少年野球の仕事で何が大変ですか?

毎週の練習手伝い48人
審判22人
保護者の人間関係21人
子供の送迎
9人

Q2 今の少年野球チームに満足してる?(親の負担の大きさ)

はい42人
いいえ46人
どちらでもない12人

Q3 少年野球に関する悩みはありますか?

はい80人
いいえ20人

Q4 「はい」と答えた方にお聞きします。どんな悩みですか?

週末はゆっくり休みたい38人
指導方法に疑問を感じる26人
子供のやる気がない22人
チームが勝てない8人
妻と考えが合わない6人

少年野球の練習の手伝い

結論から言えば、練習の手伝いは強制ではありません。

ただ、無言のプレッシャーがかかっているのも事実です。

変な親がいれば、出ないことに文句を言われることもあるでしょう。

自分のように、野球経験者なら特に問題ないが、未経験のお父さんにとっては辛いと思います。

解決策としては、我慢の限界であれば保護者の指導が禁止されている硬式チームや保護者の負担がないベースボールスクールに移籍するのが良いでしょう。

練習の手伝いといっても野球経験がなくてもできることがあります。

  • グラウンド整備
  • ティーバッティングのボール上げ
  • 道具の準備と片付け

このような手伝いをしてくれるだけでも本当に助かります。

練習の手伝いが難しくても、配車当番など他の分野で協力するのも1つの方法です。

何らかの形でチーム運営に協力していれば大丈夫です。

野球経験がある父親は口を出し過ぎてしまわないように注意しましょう。

昔と今では指導方法が違います。

監督やコーチと違う指導をしてしまえば、子供達は迷ってしまいます。

子供を預けている以上は、指導者に任せるようにしましょう。

父親の練習手伝いに関する記事はこちらです。

練習を手伝う時の服装や必須のアイテムについても紹介しています。

【少年野球の審判と練習の手伝いとは?】注意点と対策を元甲子園球児が徹底解説

野球道具の管理・運搬が大変

保管、運搬が必要な道具
ボール

ヘルメット

バット

レガース

ベース

これだけの道具を運搬するのは一苦労です。

練習場所や試合会場までの運搬や使わない時の保管場所がトラブルの原因となります。

土がついた道具を車に載せるのを嫌がる保護者も多いから。

逃げる人がいれば不平不満が出やすくなります。

家に保管するスペースがない人もいるのも事実。

自分の少年野球チームでは、コンテナルームをレンタルすることで円満解決できました。

近年はコンテナルームが増えており、みなさんの地域にもあるのではないでしょうか?

大きさにもよりますが、野球道具を入れるくらいなら比較的安い価格でレンタルできるのでおすすめです。

面倒くさい問題はお金で解決するのが手っ取り早くてシンプルに解決できます。

自分の地域でも利用しているチームが増加しています。

道具問題の詳細記事はこちらです。

【少年野球】道具の保管はどうする!?おすすめの解決策はコンテナルーム!元甲子園球児が徹底解説!

少年野球の審判

子供が高学年になれば、何かしらの役をやらないといけません。

その1つが審判です。

少年野球と言えどもミスジャッジをすれば罵声をあびることもあります。

未経験のお父さんには酷な話です。

審判になるには審判講習会への参加が義務になります。

審判講習会
少年野球の試合で審判をやるための講習

子供が高学年になると参加依頼の声がかかることが多い

人が少ない場合は野球未経験の父親にも声が掛かる

【野球の審判が難しい理由】

野球歴30年以上の自分でも知らないルールがいっぱいある

プロ野球でもリプレイ検証が導入されていて、判定が変わることが多々ある

審判に関する解決策も練習の手伝いと同様で他チームへの移籍か他の分野で協力するようにしましょう。

ただ、審判も覚えると奥が深くて面白いのも事実です。

野球を違った角度から見ることができるようになります。

「審判は野球の神様」という名言があるくらいです。

子供と共に父親も成長していくのも1つの楽しみ方ではないでしょうか?

審判をやることで人脈が増えて、子供の野球人生に大きな影響を与えてくれることもあります。

デメリットだけではなく、メリットも含めて検討しましょう。

父親の審判に関する記事はこちらです。

【少年野球の審判で失敗?】メリットとデメリットを元甲子園球児が徹底解説

少年野球の父親の負担はデメリットばかりではない

少年野球の父親は大変です。

その分、やりがいがあるのも事実。

悩みがあるのは当たり前です。

1つずつ乗り越えていくことで父親も成長できる。

少年野球で成長するのは子供だけではありません。

保護者も成長します。

ちょっとした工夫で悩みも乗り越えることができます。

野球は楽しいスポーツです。

子供には全力で楽しませたいですよね。

そのためには、親も楽しまなきゃいけません。

親が苦痛に感じていたら子供も楽しめないから。

子供も親も大好きな野球をおもいっきり楽しみましょう。

少年野球に関われるのは、子供が小学生である6年間だけだから。

後悔してからでは遅いです。

このブログでは、野球歴30年以上で甲子園出場経験を持つミモラが少年野球の悩みや質問を受け付けています。

技術的なことから精神的なことまで総合的に自分で答えられる範囲で対応させていただきます。

身近に相談できる人がいない方は遠慮なくご活用ください。

コメントをお待ちしています。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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