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![【少年野球】ほとんどの人が知らないルール?これを知っていれば試合で大活躍間違いなし](https://mimoranoblog.com/wp-content/uploads/2023/06/野球のルール-800x450.jpg)
- 背が低いことがコンプレックスだ
- 背が低いから何か武器を身に付けたい
- 野球のルールが難しい
- 野球のルールに詳しくなって試合で活躍したい
- 小柄な野球少年の生きる道を知りたい
実は、少年野球をやっている子供で背が低いことをコンプレックスに感じている選手は非常に多い
なぜなら、一般的には「背が低いことは野球選手として不利」だと言われているから
自分は小学校3年から野球を始めて野球歴は30年以上
学生時代は「チビ」と言われ続けて野球をやってきた
高校時代には甲子園にも出場
親となってからは少年野球のコーチを5年間務めた経験が強み
しかし、少年野球では多くのトラブルや悩みに直面し、何度も挫折や失敗を繰り返してきた
この記事では、自分の経験をもとに多くの人が知らない野球のルールについて解説
この記事を読めば、1点を争う大切な試合で大活躍できる
少年野球の練習メニューについてまとめている記事はこちらです。
【総集編】少年野球の練習メニューに悩む人はコレを見ろ!おすすめメニューを元甲子園球児が徹底解説!
少年野球でほとんどの人が知らないルール
- 1塁へ駆け抜けた後は「進塁の意思」がキーポイント
- インフィールドフライでボールデッドになった後はフォースプレーではなくなる
- 「審判は石ころと同じ」には条件がある
- 第4のアウトはアピールプレー
![お母さん](https://mimoranoblog.com/wp-content/uploads/2023/02/youngwoman_42.png)
結論を読んでも良く分からないことばかりです・・・。
![ミモラ](https://mimoranoblog.com/wp-content/uploads/2021/10/character_sports_baseball-1.png)
そうなんです
よく分からないから多くの人が知らないんです
逆に言えば、知っていれば試合で大活躍できます
下記で詳しく説明していきます
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1塁へ駆け抜けた後は「進塁の意思」がキーポイント
![](https://mimoranoblog.com/wp-content/uploads/2022/09/少年野球ポルテの退会方法-6-800x450.png)
このルールは知らない人が多い
攻撃側としても守備側としても知っていた方がいい
【想定】 ノーアウト、ランナーなし
あなたはショートゴロを打ちました
ショートから1塁への送球が暴投となり、ボールがファールグラウンドに転がっています
【その後のランナーの動き】
- 2塁ベースまで走る
- 2塁を狙おうとするも「間に合わない」と判断してファールゾーンでやめる
- 2塁を狙おうとするも「間に合わない」と判断してフェアゾーンでやめる
- 先に「間に合わない」と判断し、2塁を狙おうとせずファールゾーンに駆け抜ける
- 先に「間に合わない」と判断し、2塁を狙おうとせずフェアゾーンに駆け抜ける
上記の中で野手のタッチされた場合、アウトになるケースがある
分かるでしょうか?
正解は③
判定の鍵となるのは「進塁の意思」
ここを審判が判断する
微妙な仕草をすれば、審判によって判定が変わるのはありえる話
ファールゾーンに駆け抜ければ、まったく問題ない
問題なのは、フェアゾーンに駆け抜けたり、ファールゾーンに駆け抜けた後にフェアゾーンに入った時
そのまま2塁へ走ればいいが、間に合わないと思い止めた時はインプレーとなり野手にタッチされればアウトになる
自分が打者だった場合はファールゾーンに駆け抜けることを徹底しましょう
逆に守備側だった場合は、走者がフェアゾーンいればタッチプレーをして審判にアピールしましょう
ダメ元でタッチすることをおすすめする
「2塁を狙う意思」という仕草が判断基準なだけにアウトを取れる可能性がある
1点を争う接戦の場合は、大ファインプレーとなる
チェックポイント
1塁へ駆け抜ける時は、ファールゾーンへ駆け抜ける
フェアゾーンへ駆け抜けて、少しでも2塁を狙うような仕草があり、野手にタッチされればアウトになってしまう
インフィールドフライでボールデッドになった後はフォースプレーではなくなる
![](https://mimoranoblog.com/wp-content/uploads/2023/06/baseball-1640068_1280.jpg)
2012年の高校野球神奈川県大会では、このプレーでサヨナラで勝敗が決まった試合がある
高校野球だけではなく、プロ野球でも実際に起きているプレー
【想定】 9回裏、5対5の接戦
1アウト、満塁
バッターはサードフライ、3塁の塁審がインフィールドフライを宣告
サードは簡単なサードフライを落球
- インフィールドフライなので3塁ランナーはそのまま
- サードが落球した時点で3塁ランナーがホームに走るも、サードからホームへ送球される(キャッチャーのタッチなし)
- サードが落球した時点で3塁ランナーがホームに走るも、サードからホームへ送球される(キャッチャーのタッチあり)
上記の中で1点入るケースはどれでしょうか?
正解は②
1番良いのは①だが、3塁ランナーが「インフィールドフライ」を理解していない選手の場合、②や③のケースになる
ここではインフィールドフライの説明は割愛するが、少年野球でもインフィールドフライはあるので覚えましょう
知らない人が多いのが、「主審がインフィールドフライを宣告しなくても塁審が宣告すれば成立する」ということ
インフィールドフライが宣告された時点でボールデッドになる
インフィールドフライになると、バッターはアウトになる
この時点でフォースプレーはなくなり、タッチプレーになる
でも、3塁ランナーがインフィールドフライを理解していないと、サードがエラーした時点で「塁が埋まっているから」という理由でホームに走る
そうすると、守備側もランナーに騙されてしまい、インフィールドフライがなかったことになってしまい、インプレーとして続行してしまう
そのまま騙されてしまうと、ホームをフォースプレーと勘違いしてしまい1点を失ってしまう
サードがエラーし、3塁ランナーが走ると、一瞬パニック状態になりやすい
誰か1人でもルールを熟知していれば大きな声で指示できる
もっと言えば、インフィールドフライが想定されるシチュエーションになった時点で事前に声掛けをすれば準備することができる
ルールを知っているかどうかで勝敗が決まるプレーなので必ず覚えましょう
「審判は石ころと同じ」には条件がある
![](https://mimoranoblog.com/wp-content/uploads/2023/06/stones-2040340_1280.jpg)
「審判は石ころと同じ」
この言葉は、野球少年の多くが聞いたことあるでしょう
1982年の日本シリーズで起こったプレーから言い伝えられている言葉だから
しかし、この言葉に条件があることを知っている人は少ない
【想定】2アウト、ランナー2塁
打球はピッチャーの足元を抜けてセンター前ヒットになるかと思われたが、2塁審に当たりライト方向へ転がった
その間にセカンドランナーはホームに帰ってきた
上記のケースで1点は入るでしょうか?
「審判は石ころ」になる条件は下記の2つ
- 打球に野手が触れていない
- 内野手の超えた後ろで審判にボールが当たった場合
想定のケースでは、ピッチャーの足元を抜けているので、ボールが野手に当たっていない
しかし、2アウト、ランナー2塁のケースでは2塁審はダイヤモンド内にいる
この位置で審判に当たる場合は、内野手の前で当たっているので、石ころにはならない
2塁審に当たった時点でボールデッドとなり、セカンドランナーは3塁でストップとなり得点は入らない
このプレーのポイントは2つ
1つ目は「審判が内野手の前か後ろか」ということ
審判が内野手の前に来る可能性があるのは2塁審判
どのケースで2塁審判が前に来るのかをはっきり覚えましょう
1.3塁の審判は内野手よりも前に来ることはない
2つ目は内野手の後ろで当たり、「石ころと同じ」判断になった場合、プレーは続行している点
攻撃側としては、野手がパニックになっている間に進塁するチャンス
守備側としては、自分達で判断せず、プレーを続行することが大切
第4のアウトはアピールプレー
![](https://mimoranoblog.com/wp-content/uploads/2022/08/nathan-shively-MgIPNC8TG1c-unsplash-800x468.jpg)
「第4のアウト」、この言葉を聞いて意味が分からない人も多いでしょう
逆に知っていれば、なかなかの野球通
このプレーは2012年、夏の甲子園で起こったプレー
熊本県代表で文武両道の済々黌高校がやった頭脳プレー
【想定】1アウト、ランナー1,3塁
サインはエンドランであるも、打球はショートライナー
ランナーは両者とも飛び出している
捕球したショートは1塁へ送球してダブルプレー
上記のケースで1点は入るでしょうか?
「第4のアウト」を知らない99%の人は得点が入るはずがないと答える
しかし、2012年、夏の甲子園での試合では1点が入った
- ショートから1塁へ送球されるよりも先にサードランナーがホームインしていること
- 守備側が第4のアウトをアピールしないこと
この条件を満たすことで1点が入る
では、守備側が失点を防ぐににはどうすればいいのでしょうか?
ベンチに帰る前にボールを3塁へ送り、「第4のアウト」を審判にアピールする
これをすれば、得点が入ることはない
仮に、3塁ランナーが1塁送球よりも先にホームインしていても、第4のアウトが優先される
しかし、緊迫した試合では、なかなか冷静な判断をできないこともある
ましてや小学生には非常に難しい
ベンチにいる選手が活躍する場面
1番冷静に試合を見ることができるから
ベンチからの一声で失点を防ぐことができる
プレーヤーは、このようなシチュエーションでは、「微妙なタイミングではない限り先の走者をアウトにする」ということを覚えておけば大丈夫
今回の想定のように明らかにランナーが飛び出しているならば、3塁へ送球してサードランナーをアウトにするべき
もし、3塁送球のタイミングが微妙ならばファーストに送球しても、3塁ランナーが先にホームインすることは絶対にないので「第4のアウト」が発生することはない
![](https://mimoranoblog.com/wp-content/uploads/2023/02/business_woman1_4_laugh.png)
野球は奥が深いですね・・・。
知らないルールがいっぱいありました
![ミモラ](https://mimoranoblog.com/wp-content/uploads/2021/10/character_sports_baseball-1.png)
野球は頭を使うスポーツです
難しいからこそ、おもしろいです
色んなルールを覚えることで作戦が増えます
少しずつで大丈夫なので野球の勉強をしていくといいですよ!
野球のルールは覚えれば覚えるほど面白い
この記事では、多くの人が知らない野球のルールついて解説しました
良い選手は野球のルールに詳しい
ルールを知っていることで多くの作戦を立てることができる
これは、ライバルに勝つ方法でもある
コツコツと勉強することで、「いざ」という時のビッグプレーに繋がる
背が低い野球少年にはチャンス
身体を大きくする努力を怠ってはいけないが、すぐに成果が出なくてもやれることをやっていくのが大切
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我が家の息子達も効果が出ている
身長が伸びるって話題になってます
このブログでは、野球歴30年以上で甲子園出場経験を持つミモラが少年野球の悩みや質問を受け付けています
技術的なことから精神的なことまで総合的に自分で答えられる範囲で対応させていただきます
身近に相談できる人がいない方は遠慮なくご活用ください
コメントをお待ちしています
本日もお読みいただきありがとうございました