少年野球のグローブの選び方|後悔しない購入ポイントと親が知っておきたい基礎知識

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少年野球のグローブの選び方|後悔しない購入ポイントと親が知っておきたい基礎知識
  • 少年野球で使うグローブの購入を検討している
  • 少年野球を始めたけれど、グローブってどう選べばいいの?
  • 大きすぎても小さすぎても使いにくいし、価格もピンキリで迷う…

少年野球を始めたばかりの親御さんから、こんな声をよく耳にします。

グローブは野球において最も大切な道具のひとつですが、初めて選ぶときは迷うポイントが非常に多いものです。

この記事では、少年野球のグローブを選ぶ際の基本的な考え方から、学年別・ポジション別の選び方、そして親が気づきにくい潜在的な悩みまで網羅して解説します。

これを読めば、お子さんに合ったグローブが安心して選べるようになります。

少年野球のグローブ選びで親が抱える潜在的な悩み

まずは、グローブを買うときに親が気づかないうちに抱いている悩みを整理してみましょう。

  • サイズが合っていないと上達が遅れるのではないか
  • 高価なグローブを買ってもすぐに手が大きくなって使えなくなるのではないか
  • ポジションが決まっていないのに、どのタイプを選べばいいかわからない
  • 安いグローブだと質が悪くて続けられないのでは?
  • 新品のグローブは硬くて使いづらく、馴染む前に嫌にならないか
  • チームの他の子どもと比べて見劣りしないか
  • 長く使えるかどうか、買い替えのタイミングが難しい

これらの悩みを一つずつ解決していくことが、「失敗しないグローブ選び」につながります。

基本の選び方|少年野球用グローブの基礎知識

グローブのサイズ目安

少年用グローブは「学年」や「手の大きさ」で大まかなサイズが分かれます。

低学年(1〜3年生):グラブサイズ 9〜10インチ前後(手にフィットして扱いやすい小さめ)

中学年(3〜4年生):グラブサイズ 10〜11インチ(少し余裕があり、捕球範囲も広い)

高学年(5〜6年生):グラブサイズ 11〜11.5インチ(中学生以降を見据えたサイズ感)

👉 ポイントは「今ぴったり」よりも「扱いやすさ」を優先すること。大きすぎると握れず、小さすぎると捕球範囲が狭くなってしまいます。

ポジション別の違い

ポジションがまだ決まっていない場合は「オールラウンド用」を選びましょう。

ピッチャー用:軽量で握りやすく、ボールを隠せる深めのポケット

内野手用:小さめで素早い捕球・送球が可能

外野手用:大きめで深いポケット、フライをしっかり捕れる

キャッチャーミット:ボールを受ける専用設計で耐久性重視

ファーストミット:捕球に特化した大きめの形状

👉 初めてなら オールラウンド用(内外野兼用) が安心です。

素材の違い

グローブの素材によって使いやすさや耐久性が変わります。

人工皮革(合成皮革)
 軽くて柔らかい。低学年や初心者におすすめ。ただし耐久性はやや劣る

天然皮革(牛革など)
 本格的で丈夫。馴染むまでに時間がかかるが、長く使える

👉 小学生低学年は人工皮革、高学年や長く続ける予定なら天然皮革を選ぶとよいでしょう


価格の相場

少年野球用グローブの価格帯はおおよそ以下の通りです。

安価モデル:3,000〜7,000円(初心者・体験用)


中価格帯:8,000〜15,000円(多くの少年野球プレーヤーが使用)

高価格帯:20,000円以上(本格派、長く使いたい方向け)

👉 初めてのグローブは 1万円前後 がバランス良し

実際にありがちな親子の会話例

大きすぎるグローブを欲しがる

大きい方がかっこいいからこれがいい!

大きいと片手でちゃんと握れなくて、ボールがこぼれるよ。手に合ったのを使う方が上手に見えるんだよ

値段で迷う

こっちのグローブは安いけど…すぐ壊れないかな

この値段でも低学年向けなら十分です。高学年まで続けるなら、少し良い革のものもおすすめですよ

ポジションが決まっていない

僕ショートやりたい!

まだポジションはこれからだから、どこでも使えるオールラウンド用にしよう。上手くなってポジションが決まったら専用のを買おうね

Q&Aで解決!少年グローブ選びの悩み

Q1. 低学年の子には柔らかいグローブを選ぶべき?
👉 はい。最初は握力が弱いため、柔らかく扱いやすいものを選びましょう。

Q2. グローブは大きめを買って長く使わせた方がいい?
👉 NGです。大きすぎると扱えず、逆に上達が遅れます。成長に合わせて買い替える方が結果的に良いです。

Q3. 新品のグローブは硬すぎて使えません。どうすれば?
👉 型付けオイルやボールを挟んでゴムで縛るなど「型付け」が必要です。最近は「柔らかめ仕上げ」の商品もあります。

Q4. どのメーカーを選べばいい?
👉 ミズノ、ゼット、ローリングス、SSKなどの主要メーカーであれば安心。ブランドより「サイズとフィット感」を優先してください。

グローブ購入のステップ(店舗 vs ネット)

実店舗で購入する場合

初めてのグローブは、店舗でサイズ感を確認して購入するのがおすすめです。

メリット

  • 実際に手を入れてフィット感を確認できる
  • 店員や専門スタッフに相談できる
  • 型付けサービスを受けられることもある

デメリット

  • 店舗によって品揃えに偏りがある
  • ネットより価格が高めの場合がある

ネット通販で購入する場合

2つ目以降や、メーカー・型番が決まっている場合はネット購入が便利です。

メリット

  • 種類が豊富で選択肢が多い
  • セールやアウトレットで安く買える
  • 家まで届けてもらえる手軽さ

デメリット

  • フィット感を確認できない
  • 商品到着まで試せないため、返品・交換の手間がかかる

賢い購入の流れ

  1. まず店舗で試着 → サイズ感・フィット感をチェック
  2. 候補を決める → 子どもが気に入るデザイン&扱いやすいサイズ
  3. 購入方法を選択
     店舗でそのまま買う(型付けしてもらえる場合はおすすめ)
     ネットで同じ型番を探して安く買う(予備グローブにも良い)

「店舗でフィット感を確認 → ネットで安く購入」が最も多いパターンです。

おすすめメーカー別比較表

少年野球用のグローブを選ぶ際、メーカーによって特徴があります。

どれを選んでも一定の品質は保証されていますが、それぞれの強みを知っておくと選びやすくなります。

メーカー特徴おすすめ対象価格帯の目安
ミズノ(Mizuno)国内シェアNo.1。種類が豊富で初心者から上級者まで対応。柔らかめ仕上げもあり扱いやすい。どの学年にもおすすめ6,000〜20,000円
ゼット(ZETT)丈夫でしっかりした作り。革質が良く、耐久性を求める人向け。高学年、長く使いたい人8,000〜25,000円
ローリングス(Rawlings)アメリカ発祥。デザイン性が高く、軽量で柔らかめ。初心者〜中学年、個性を出したい子5,000〜18,000円
SSK手に馴染みやすい型と安心の品質。日本人の手に合う設計。全学年向け、特に内野手志望に人気7,000〜20,000円
アシックス(ASICS)軽さとフィット感に優れ、初心者でも扱いやすい。低学年〜初心者5,000〜15,000円

チェックポイント

初心者や低学年 → ミズノ、ローリングス、アシックス

長く使いたい高学年 → ゼット、SSK

学年別おすすめグローブ商品リスト

グローブを選ぶときに一番迷うのが「結局どの商品を選べばいいのか」という部分です。

ここでは 低学年(1〜2年生)/中学年(3〜4年生)/高学年(5〜6年生) の3つに分けて、それぞれの学年におすすめのモデルをご紹介します。

  • 低学年(1〜2年生) → 軽さ・柔らかさ重視。オールラウンドでOK
  • 中学年(3〜4年生) → 軽さ+耐久性のバランス。ポジションを意識し始める
  • 高学年(5〜6年生) → 耐久性・型の決まりやすさ重視。ポジション特化モデルが◎

※すべて「軟式少年用」のグローブで、初めての子でも使いやすいものを基準にしています。

低学年(1〜2年生)におすすめのグローブ

この時期はまだ手が小さく握力も弱いため、軽くて柔らかいグローブがおすすめです。

  • ローリングス(Rawlings) ジュニア用 軟式グローブ オールラウンド
     👉 アメリカンなデザインで軽量。カラーバリエーションも豊富で「カッコいい!」と子どもが喜びやすい。
  • アシックス(ASICS) ジュニア軟式グローブ STAR SHINE
     👉 日本人の手に合う設計。低価格で初めてのグローブに最適。
  • ミズノ(MIZUNO) グローバルエリートRGブランドアンバサダー 少年軟式用
    👉 柔らかめ仕上げで、低学年でも握りやすい。デザインもシンプルで人気。



軽さ・柔らかさを優先しましょう。

ポジションはまだ決めず、オールラウンド用で十分です。

中学年(3〜4年生)におすすめのグローブ

ある程度力もついてきて、ポジションを意識し始める学年。軽さと耐久性のバランスが重要です。

  • ミズノ(MIZUNO) グローバルエリートRG 少年軟式 内野用/外野用
     👉 内野用・外野用が分かれており、ポジションを意識した選び方が可能。
  • SSK ジュニア軟式 スーパーソフト オールラウンド
     👉 柔らかいのにしっかりした作り。型付けもしやすく、中学年から長く使える。
  • ゼット(ZETT) ジュニア軟式 ネオステイタスシリーズ
     👉 耐久性が高く、毎日の練習にも安心。少し硬めだが、その分しっかり育てられる。



オールラウンドでも良いですが、守りたいポジションが決まってきたら専用モデルを選ぶのもおすすめです。

高学年(5〜6年生)におすすめのグローブ

試合も本格化し、ポジションも定まってくる時期。耐久性とフィット感が最優先です。

  • ミズノ(MIZUNO) 少年軟式 グローバルエリート 内野手モデル
     👉 しっかりとした革質で、型が決まりやすい。小学校卒業まで使い込める。
  • ゼット(ZETT) ネオステイタス ジュニア軟式 外野手モデル
     👉 外野向けにポケットが深め。飛んできたボールをしっかりキャッチできる安心感。
  • SSK プロエッジ ジュニア軟式 投手用
     👉 投手を本格的に目指す子に人気。耐久性が高く、高学年の強いボールにも対応。



そのまま中学野球(硬式や軟式)へつなげたい場合 → 少し上位モデルを選ぶ

小学校で最後まで使い切る → 扱いやすい少年軟式用を選ぶ

チェックリスト|買う前に確認すべきポイント

☑子どもの手の大きさに合っているか

☑ポジションが未定ならオールラウンド用を選んだか

☑素材(人工皮革 or 天然皮革)を理解して選んだか

☑予算と品質のバランスが取れているか

☑新品が硬すぎないか(型付け済みか)

☑子ども自身が「使いやすい」と感じているか

☑将来的な買い替えも想定しているか

まとめ

この記事では、少年野球のグローブ選びで失敗しないためのポイントを紹介しました。

  • 学年や手のサイズに合った大きさを選ぶ
  • ポジションが未定ならオールラウンド用
  • 低学年は扱いやすさ、高学年は耐久性を重視
  • 価格は1万円前後が安心ライン
  • 子どもが「使いやすい」と思えるかどうかを大切に

という5つに集約されます。

グローブはただの道具ではなく、子どもが「野球を楽しい」と感じるための大切な相棒です。

親が正しい知識を持って選んであげることで、子どもは安心して野球に打ち込めるようになります。

「これなら捕れる!」「もっと上手くなりたい!」――そんな気持ちを引き出すグローブを、一緒に見つけてあげてください。

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