【少年野球】ダメな指導者と優秀な指導者の違いを元甲子園球児が徹底解説

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【少年野球】ダメな指導者と優秀な指導者の違いを元甲子園球児が徹底解説

少年野球の指導者が最悪です・・・。

チームを変えることを検討中ですが、どんな指導者がいるチームを選ぶべきですか?

じつは、少年野球の指導者に悩んでいる人が多いです。

はっきり言って、チームによって当たり外れが大きいから。

昔ながらの根性野球を指導をする人がたくさんいます。

その一方で、現代に合った指導方法を勉強している方がいるのも事実です。

少年野球は、自分でチームや指導者を選べます。

子供達が楽しく野球と向き合える指導者を選びましょう。

この記事を読めば、ダメな指導者と優秀な指導者の違いが分かります。

【少年野球の監督や指導者と合わない】注意点と対策を元甲子園球児が徹底解説

ダメな指導者の特徴

① 結果至上主義

② 感情的になりやすい

③ えこひいきをする

優秀な指導者の特徴

① 人間力を育てる

② 子供の将来を考えている

③ 全員に役割を与える

④ 子供と心で接する

⑤ 野球の楽しさを伝える

少年野球のダメな指導者

少年野球の指導者は、ボランティアでやっています。

地域に住む野球好きな高齢者や選手の父親で野球経験がある人が多いです。

前向きにやっている方もいれば、嫌々やっている方もいます。

指導力もピンキリです。

ダメな指導者のもとで野球をやっていても時間が無駄になります。

すぐに他チームへ移籍しましょう。

結果至上主義

指導力は、原則として成績で評価されますよね。

成績が1番分かりやすいからです。

「県大会優勝」とか「全国大会優勝」という成績を残したチームの監督は「名将」と呼ばれます。

ダメな指導者の特徴は、自分のエゴのために結果を求めることです。

選手の将来を考えない采配をします。

子供の野球人生を潰される危険があるので注意しましょう。

控え選手は試合に出れないことが多いです。

野球の楽しさを味わえないまま少年野球が終わってしまいます。

具体例

エースピッチャーを酷使する

選手交代をしない

自慢話が多い

感情的になりやすい

ダメな指導者は、感情的です。

怒鳴ることは日常茶飯事。

ひどい時には体罰ともいえる暴力行為があることも。

選手は委縮してしまい良いプレーができません。

指導者の顔色を伺いながらのプレーとなり、野球を楽しむこともできないです。

思い切ったプレーができなければ上達もしません。

練習に厳しさは必要です。

しかし、試合では伸び伸びとプレーさせてあげなければいけません。

感情的な指導者は、審判や相手チームへのマナーが悪い人が多いです。

相手チームを野次ったり、審判の判定に文句を言ったり。

はっきり言って指導者失格ですね。

具体例

選手に怒鳴る

選手に手を出す

選手に対して高圧的

えこひいきをする

ダメな指導者は、好き嫌いが激しいです。

自分が好きな選手は好待遇、嫌いな選手は冷遇します。

嫌いな選手は試合では使わないし、練習中でも指導してもらえないことも。

実際、私も高校時代に経験しました。

お気に入りの選手と同じことをしても自分だけ怒られる・・・。

理不尽なことがいっぱいありました。

今でも許せません。

指導者は、平等であるべきです。

具体例

試合に出さない

指導しない

練習させない

指導者の評判は真実が多いです。

「火がない所に煙は上がらない」という言葉のとおりですね。

少年野球の優秀な指導者

私は今までに多くの優秀な指導者に出会ってきました。

共通しているのは、心で接してくれたことです。

私を殴ったコーチもいます。

でも、私はコーチのことを尊敬してるんです。

「殴られて良かった」とさえ思っています。

なぜなら、信頼関係が構築されていたからです。

「自分のために怒ってくれている」ことが分かっていました。

実際、今の私に欠かせない経験として活かされています。

コーチには感謝しかありません。

人間力を育てる

少年野球は、野球を練習するだけではありません。

人間力の成長こそが少年野球の魅力です。

人間力とは?
あいさつ、礼儀、接遇等の社会で生きていく力

良い指導者は、野球技術の前に人間力を指導します。

むしろ、あいさつができない選手には野球をさせない人もいるくらいです。

試合でエラーや三振をしても絶対に怒りません。

しかし、道具を粗末に扱ったり、暴力的な言葉を使えば徹底的に指導します。

すべては選手のためです。

長い人生、野球以外にも必ず役に立ちます。

具体例

道具の手入れと整理整頓

保護者への感謝

審判、相手チームへのあいさつ

子供の将来を考えている

良い指導者は、常に子供達の将来を考えています。

少年野球の結果は問いません。

次のステージ、将来のステージで活躍できるように指導します。

ピッチャーの肩や肘は消耗品です。

子供達の夢を壊さないように管理します。

ケガをしない体作りや基礎練習が中心です。

具体例

故障しない正しいフォームを指導

複数ポジションを経験させて可能性を見いだす

体作りを指導

全員に役割を与える

良い指導者は、各選手の長所を見つけるのが上手いです。

長所は野球の技術だけではありません。

誰にでも必ず長所があります。

  • 声が大きい
  • 判断力がある
  • 視野が広い
  • 人の気持ちが分かる
  • 気が利く

これらの長所を適材適所で活用してチーム作りをします。

試合に出れなくても、自分の力を認めてもらえば嬉しいものです。

チームワークが良くなるのも良い指導者の特徴ですね。

具体例

声が大きく判断力がある選手はランナーコーチ

視野が広い選手は相手チームの偵察

気が利く選手はバット引きやボールボーイ

子供と心で接する

指導者と選手である前に人と人です。

良い指導者は、心で選手と接します。

そこで生まれるのが信頼関係です。

信頼関係を築ければ、どんなに厳しくされても選手はついていきます。

子供でも良い大人と悪い大人の違いは分かるんです。

指導者は選手を評価しますが、子供も指導者を評価していますからね。

具体例

裏表がない

指導に矛盾がない

良いことは褒め、悪いことは怒る

野球の楽しさを伝える

少年野球で1番大切なことは、野球の楽しさを覚えることです。

「楽しさ」を覚えることで、ステージが上がってからも厳しい練習に耐えることができます。

「楽しさ」と言っても難しいですよね。

  • 仲間と協力して戦うこと
  • 努力した分だけ上達すること
  • ライバルと真剣勝負をすること
  • バットを全力で振ってボールを打つこと
  • ボールを全力で投げて三振を取ること
  • 頭で考えてサインプレーをすること

野球には色々な楽しさがあります。

良い指導者は、選手に分かりやすく伝え体験させるのが上手です。

具体例

失敗を恐れずに挑戦させる

選手と一緒に喜ぶ

選手の個性を大切にする

私がお世話になったコーチとは、今でも連絡を取り合っています。

生涯の恩師となる指導者と巡り会えて幸せです。

まとめ

この記事では、ダメな指導者と優秀な指導者の違いについて解説しました。

ダメな指導者は、「選手ファースト」の考え方ではありません。

「選手よりも自分」という考え方の人が多いです。

とても子供を預けることはできませんよね。

保護者も子供も時間の無駄になるでしょう。

一方で、優秀な指導者は必ず「選手ファースト」です。

優秀な指導者のもとで野球をやれば、更に野球が好きになることは間違いありません。

野球を好きになれば、自然と上達して好循環になります。

野球の技術だけではなく、人間力も上がるでしょう。

もし、野球をやめても違う分野で必ず役に立ちます。

少年野球は、自分でチームや指導者を選ぶことができるのがメリットです。

【少年野球の監督や指導者と合わない】注意点と対策を元甲子園球児が徹底解説

子供は自分で選べません。

子供の野球人生は保護者にかかっています。

この記事を参考にして、子供を良い指導者のもとへ導いてあげましょう。

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