【少年野球】ポジションの特徴と決め方!今さら聞けない適性とは?

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【少年野球】ポジションの特徴と決め方!今さら聞けない適性とは?
  • 子供に向いているポジションが分からない
  • 複数ポジションを練習した方がいいの?
  • 少年野球のポジションはどうやって決める?

今回は、このような悩みについて解説します。

ポジションの適性って野球未経験の方にとっては難しいですよね。

子供がやりたいポジションでも、適性がなくて困る保護者も多いです。

しかし、ポジションの決め方を知らないとトラブルに発展します。

適性がないポジションを練習していても、一向に上達せずに時間の無駄になることも。

ポジションを決める際は、子供の気持ちに寄り添うことが大切です。

この記事を読めば、適性あるポジションで上達することができます。

【少年野球】上達しないのはなぜ?上手くなるコツとサポート方法を元甲子園球児が徹底解説

【少年野球】ポジションの特徴

ポジション適正守備の重要度(少年野球)
ピッチャー肩が強い
コントロールがいい
気が強い
身体が強い
(5.0 / 5.0)
キャッチャー肩が強い
ボールを怖がらない
声が大きい
リーダーシップがある
(4.5 / 5.0)
ファーストボールを捕るのが上手い
背が高い
身体が柔らかい
ボールを怖がらない
(4.0 / 5.0)
セカンド肩が弱い
野球が好き
身体が小さい
(2.0 / 5.0)
サードボールを怖がらない
ゴロ捕球が上手い
元気がある
(4.5 / 5.0)
ショート足が速い
元気がある
肩が強い
(4.5 / 5.0)
レフトフライ捕球が上手い
(3.0 / 5.0)
センター足が速い
肩が強い
元気がある
フライ捕球が上手い
(4.5 / 5.0)
ライト肩が強い
ゴロ捕球が上手い
(3.5 / 5.0)

ピッチャー

ピッチャーは1番重要なポジションです。

少年野球もプロ野球も変わりません。

特にコントロールが大切。

ストライクが入らないと野球の試合が成立しないからです。

チーム内でもトップクラスに上手い選手から選びましょう。

投げ過ぎによる肩や肘の故障には注意が必要です。

キャッチャー

キャッチャーは守備の要

投球を捕球する技術が最低限必要です。

ボールを怖がらない選手が向いています。

リーダーシップがあり、声が大きい選手が良いでしょう。

キャプテンを務めるような選手が理想です。

昔は、大柄なキャッチャーが多かったですが、現代では小柄なキャッチャーが増えています。

体格よりも肩の強さが重要です。

ファースト

内野からの送球を捕球できるのが絶対条件。

背が高く身体が柔らかい選手が理想です。

ショートバウンドの捕球が上手ければ、チーム力のアップに繋がります。

セカンド

重要なポジションですが、少年野球においては妥協できるポジションの1つ。

ファーストまでの距離が短く、ボールが飛んでくる確率は低いからです。

身体が小さい選手や肩が弱い選手が向いています。

ダブルプレーや牽制球など頭を使うプレーが多いです。

サード

内野で最も多くの打球が飛んでくるポジションです。

バッターからの距離が近いので速い打球も飛んできます。

ボールを怖がらないことが必須です。

チーム内でもトップクラスに上手い選手を起用しましょう。

エラーしても気持ちで負けない選手が理想です。

ショート

内野の要といわれるポジションです。

多くのプレーに関わります。

ピッチャーと兼務して守ることが多いです。

野球センスがある選手が向いています。

リーダーシップがあるとベスト。

守備範囲と肩があれば通用します。

レフト

セカンドの次に妥協できるポジションです。

フライ捕球が上手い選手が向いています。

ショートとセンターがカバーできるので、選手層が薄いチームは妥協しましょう。

外野手は、内野手ほど適性を意識しなくても良いでしょう。

センター

外野の要。

足が速くて肩が強い選手が理想です。

レフト、ライトのカバーができる選手を起用しましょう。

センターゴロをできる肩があるとチーム力がアップします。

足が速くて肩が強ければ十分に通用します。

ライト

少年野球は、ライトゴロが必須です。

ライトの実力で勝敗が決まる試合も多々あります。

レフトよりもライトの方が重要です。

肩が強いのが理想ですね。

この章のまとめ
少年野球で重要なポジションはセンターライン

【少年野球】ポジションの決め方

少年野球のポジションを決める際、トラブルが起こりやすいので注意しましょう。

大前提として、本人が希望するポジションをやらせるべきです。

希望がない選手は、適性があるポジションを勧めましょう。

大切なのは、選んだ理由を選手に伝えることです。

選手は意気に感じて練習を頑張ります。

希望するポジションの適性がない場合

まずは、やらせてみましょう。

「やりたい」という気持ちがあれば、人は努力します。

逆に、嫌々練習しても上達はしません。

本人が納得するまでやらせてみてください。

野球が上手くなる選手は、途中で気づきます。

本人が納得したら、適性があるポジションへコンバートしましょう。

少年野球に複数ポジションは必要?

少年野球において、複数のポジションを練習することは重要です。

選手が必ずしも自分の得意なポジションでプレーできるわけではありませんからね。

複数のポジションをこなせる選手は、チームの柔軟性を高めます。

試合に出るチャンスが増えることは、大きなメリットです。

新しいチームに変わった時、ポジションが変わることはよくあります。

違うポジションの動きが分かれば連携プレーに生かすことができます。

少年野球のポジション決めで実際にあったトラブル事例

自分がコーチを務めたチームで実際にあったトラブルを紹介します。

トラブルの原因になったのは、大親友のA君とB君です。

A君とB君の希望するポジションはピッチャー。

A君は野球センスがあり、ピッチャーの適性がありました。

B君はコントロールが悪く、ピッチャーの適正はありませんでした。

5年生までは2人ともピッチャー。

しかし、6年生になるタイミングで、B君は外野へコンバート。

A君はチームのエースになりました。

B君はピッチャーに強いこだわりがあり、野球への情熱がなくなってしまった。

監督の意向は強く、考えは変わりません。

B君の親も相談に来ましたが、監督の考えは変わりません。

A君の親も頑なに拒む監督に不信感を持ちました。

B君は、チームを移籍することになりました。

大親友のA君も一緒に移籍しました。

エースピッチャーがいなくなったチームが弱くなったのは言うまでもありません。

監督はA君とB君に戻ってくるようにお願いしましたが時すでに遅しでした。

B君の気持ちを尊重していれば、こんなトラブルは起こらなかったでしょう。

B君に説明し、B君が納得した形でコンバートしていれば違った結果になったはずです。

ポジションを決める際は、コミュニケーションがとても重要であることを再認識しました。

この章のまとめ
ポジション決めのポイントはコミュニケーションを取ること

【少年野球】ポジションについてアンケート

SNSで野球少年100人にポジションについてアンケート取ったので結果を紹介します。

野球少年に人気があるポジションランキング

第1位ショート32票
第2位ピッチャー22票
第3位キャッチャー20票
第4位サード13票
第5位センター6票

少年野球の試合で打球がよく飛んでくるランキング

第1位サード48票
第2位ショート22票
第3位ピッチャー10票
第4位ファースト8票
第5位センター7票

少年野球の実態調査

YESNO
希望するポジションはできてますか?47票53票
複数ポジション制に賛成ですか?99票1票
自分に向いているポジションは分かりますか?87票13票
ポジション決めでトラブルになったことはありますか?24票76票

少年野球では色々なポジションを経験しよう

この記事では、少年野球のポジションの特徴決め方について解説しました。

  • 少年野球はセンターラインが大切
  • ポジション決めでトラブルが起きやすい
  • 希望するポジションを納得するまでやらせてみることが大切
  • 嫌なポジションを練習しても上手くならない

野球には9つのポジションがあり、適性は様々です。

ポジションの適性を知ることによって、自分に足りないことも分かります。

小学生のうちは、色々なポジションを経験することをおすすめします。

野球を楽しみましょう。

1番楽しんだ人が1番上手くなります。

楽しんだもの勝ちです。

ポジションの適性を理解して、目標を持って練習に取り組みましょう。

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