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- 現在の少年野球に疑問を感じる・・・。
- 監督やコーチの指導が合わない。
- もっと野球を楽しみたい。
- 型にはまった野球は嫌だ・・・。
- 少年野球のあるべき姿を知りたい!
実は、少年野球をやっている子供や保護者で現在の状況に疑問を感じている人は非常に多いです。
なぜなら、多くの少年野球チームに昔ながらの風習が残っているから。
自分は小学校3年から野球を始めて野球歴は30年以上です。
高校時代には甲子園にも出場しました。
親となってからは少年野球のコーチを5年間務めた経験もあります。
しかし、少年野球では多くのトラブルや悩みに直面し、何度も挫折や失敗を繰り返してきました。
この記事では、筒香嘉智の「空に向かってかっ飛ばせ」を読んで自分が感じたことをまとめて紹介します。
この記事を読めば、少年野球のあるべき姿が分かります。
現状の少年野球に不満を抱えている人にとっては非常に有益な情報です。
この記事の結論はこちらです。
- 野球を楽しむことが1番大切
- 現状は勝利至上主義の弊害が起こっている
- 日本人メジャーリーガーが少ないのは才能ある子の芽が摘まれているから
- 野球少年の家族は温かく見守ってあげることが大切
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筒香嘉智の野球の原点はドミニカ共和国にあった

筒香選手はずっと日本の野球に疑問を感じていました。
野球人口が減少している理由はその疑問にあります。
その疑問とは一言で言い表せれるようなものではありません。
このブログも、その「疑問」をテーマにしています。
筒香選手は、自身の成長も含めてその疑問を確信に変えるためにドミニカ共和国へ旅立ちました。
そこで「野球の原点」を再確認しました。
- バッターは思いっきりバットを振る
- ピッチャーは思いっきりボールを投げる
- 野球は苦しいものではない、楽しむものだ
これが本来あるべき野球の姿だと感じたそうです。
このような野球の原点を実行できているのは指導者のおかげです。
- 君が活躍することがチームの勝利に繋がる
- 失敗を恐れずにもっとチャンレンジして上手くなれ
- 君のチャレンジのためなら何でも手伝うよ
- 送りバントは選手の成長の機会を奪う
ドミニカ共和国の指導者は、このような指導をしています。
選手が失敗しても笑顔で迎えます。
日本の少年野球のように怒鳴ることはありません。
選手と一緒に失敗を振り返り、原因と対策を考えます。
日本と全然違いますよね?
日本の指導者に多いのは下記のような指導です。
- チームのために犠牲になれ
- 絶対にエラーするな、エラーしたら交代させるぞ
- 上達のためには自主練が大切だ
あなたはどっちのチームで野球をやりたいですか?
筒香選手はドミニカ共和国に行って、自分の幼少期の記憶が蘇りました。
筒香嘉智の幼少期

筒香選手はガソリンスタンドを営む夫婦の子供として誕生しました。
なんと筒香選手は双子です。
兄弟は双子の姉と歳の離れた兄がいます。
筒香選手の野球にはお兄さんの影響がすごくあります。
野球を始めたきっかけはもちろんですが、歳が離れていることもあり、専属コーチのような関係性です。
幼少期はガソリンスタンドの敷地内でキャッチボールをしたり、バッティング練習をしたり遊ぶ時はいつも野球をしている少年でした。
少年野球は硬式のチームに入りましたが、厳しい環境ではなく自由に楽しく野球ができるチームでした。
筒香選手は毎日、野球を楽しみ「上手くなりたい」という一心で練習に明け暮れました。
これこそが「野球の原点」なのです。
筒香選手がドミニカ共和国で思い出したのはこの時の気持ちでした。
筒香嘉智の両親とは?

子供の野球を応援する両親の在り方について悩んでいる人は多いです。
何が正解なのかは決まっていません。
その家庭によって正解は違います。
ただ、1つの方向性は正解としてあります。
ここでは筒香選手の両親がどんな関わり方をしていたのかを紹介します。
- 父親
- 子供に対して強要しない
(子供の気持ちを尊重する)
子供に暴力を振るわない
子供が失敗や悪いことをした時は、なぜいけないのか?どうすれば良かったのか?を説明する
- 母親
- 子供のサポーターに徹する
子供の勉強が間に合わない時は手伝ってあげる
筒香選手の両親はこのようなバランスで子供達と接していました。
父親に厳しく指導されても必ず母親がフォローに入るというバランスが素晴らしいです。
子供の勉強を手伝うことに否定的な考えを持つ方もいるとは思いますが、筒香選手のご両親は勉強がすべてではないと考えていたと思います。
様々なバランスを考えて、子供を1番に考えての行動です。
少年野球チームを見つけてきたのは父親です。
息子のためにどのチームが成長できるのかを考えて見つけてきました。
ただ、チームに入る最終決断は本人に任せています。
子供のために選択肢を用意するだけです。
この点は、我が家も見習いたいと思います。
ここで強要してしまうと上手くいきません。
最終決断は本人に任せるべきです。
本人の人生ですから。
勝利至上主義の弊害

日本の野球人口が減少している理由の1つがこれです。
日本人メジャーリーガーが少ない理由もこれです。
その具体例を紹介します。
- 少年野球から高校野球の大会は原則トーナメント方式なのでレギュラー選手しか試合に出れない
- 少年野球から高校野球の大会は原則トーナメント方式なので良いピッチャーが酷使される
- 酷使された選手は故障や怪我により「消えた天才」となる
- 大会で勝つと指導者が世間から評価され、選手はコマのように使われる
- 指導者は実績作りのために選手にパワハラを与えるようになる
- 甲子園でエースピッチャーがボロボロになりながら投げる姿が世間やメディアで美化されている
これが日本の野球の実態です。
野球人口減少の理由には、お茶当番などの親の負担が大きいことも大きな要因になっています。
才能ある希望ある選手が日本の野球環境が原因で潰れています。
これは切実な問題です。
プロ野球のコーチでもパワハラのような発言があったと本には書かれています。
まずは指導者が変わらなければいけません。
親が変わらなければいけません。
大人が変わらないと子供は変わることができません。
日本の野球を変えるには?

勝利至上主義を変えることが大きな一歩です。
特に少年野球は勝つことがすべてではありません。
少年野球の全国大会で優勝したチームからプロ野球選手が誕生する確率は何パーセントでしょうか?
メジャーリーガーが誕生する確率は何パーセントでしょうか?
勝つことがすべてではないことが分かると思います。
少年野球や高校野球にリーグ戦を導入するのは非常に良い対策です。
リーグ戦にすれば多くのメンバーが出場することができます。
選手のやりくりが重要になり、今まで以上に監督の力量が試されることになります。
リーグ戦を導入すればトーナメント方式のデメリットである過密スケジュールも改善されます。
ピッチャーの球数制限も設ければ、肩や肘の負担軽減になり、未来ある選手の芽を摘むこともなくなります。
まとめ
この記事では、筒香嘉智の「空に向かってかっ飛ばせ」を読んで自分が感じたことについて紹介しました。
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少年野球は大きな変革期を迎えています。
昔ながらの悪い風習が残るチームと現代の新しい時代にマッチしたチームに二極化しています。
筒香選手も新しい少年野球チームを作ったと本に書いてありました。
そのチームは決して強くなく、大会でも負け続けているけど部員数は右肩上がりに増えているそうです。
野球人口が減っている中で、弱いチームでも部員が増えるのはすごいことです。
大人も子供も試合に勝つことだけを求めているわけではありません。
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